見出し画像

大学教員を同僚として持つこと

皆様お久しぶりです。ほぼ数か月ぶりに更新します。甲信地方にあるとある公立大学に就職が決まり赴任してほぼ2年が経過しました。家族と離れ、二重生活を送る中で、大学に専任教員として稼働することがいかにストレスフルであるかを実感しています。中でもやはり学内の人間関係がもとのストレスは大きな問題です。研究と教育は各教員の個人プレーなので、これが原因のストレスは皆無です。やっかいなのは、いわゆる学内運営業務を遂行するために、他の教員とも深く関わらなければならない、ということです。カリキュラム作成、入試業務、学生を集めるためのオープンキャンパス事業等々。小中高の先生方とは異なり、彼らは(自分もですが)元来は研究者として採用されているわけで、他人と関わる必要のある学校運営の実務については全くの素人なわけです。ほぼ多くの教員はわがままであり(特に人文系)、非常に癖のあるキャラクターの持ち主が多い。協調性がまるで皆無の教員、常に不満をぶちまけて自分には責任はないと吠えまくる教員、常に何かに怯えている教員、こちらから挨拶しても挨拶し返さない教員、いつも上から目線でしかものを言ってこない教員、などなどあげればきりがありません。学内運営がもとで人間関係が悪くなる場合もあります。うつ病になる場合もあり、自分は昨年の暮れにこうした精神疾患を患う一歩手前でした。念願の専任教員になったのも束の間で、このような動物と同じような類の人たちと肩を並べて働かなければならないのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?