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「氷海アドベンチャー」の話(長文)

愛知県尾張旭市の森林公園近くにあるGALLERY龍屋さんで、タツコン超プレ企画展「龍屋動植物水族館」が開催中です。https://www.t2y.info/artist01/19363.html

今日はこの展覧会に出展中の2つめの絵のおはなしです。

出展が決まった8月は暑い暑い夏でして、寒い海の巨大水槽があったらなあ・・・などと考えておりました。
冷たい海ではなく寒い海です。そりゃあもう南極とか北極とか。
空を飛ぶように泳ぐペンギンも描きたかったので南極にしました。
海にたくさん氷が浮いていて、水面下につららのようにのびた氷のある景色を雑誌で見たのを思い出したり。
(探したらあった)

つららがあるならサンゴの樹氷もあったらより涼しいのではないか、などと想像をふくらませる8月のわし、展示が晩秋だということを完全に忘れている。寒くしてすみません…。
今年の11月は夏日も来ているのでよしとしてください。

海の中に差し込む光のカーテンはちょっとオーロラみたいだなと感じていたので、光のカーテンが差し込む絵にしました。
南極といえばなんてったって氷とペンギン。
一緒に泳ぎたいなあ。
そこでこの寒くない潜水服ですよ。マフラーだってついています。外側に。コウテイペンギンはとてもフレンドリーだそうなので、ちょっと交流のある感じにしました。
とり好きといたしましては大変たまらない絵になりました。

あと、南極の海底って白と青と暗闇の世界かと思いきや、とってもカラフルなんだそうです。ふしぎだ。
名前がわかる生き物は多くないのですが、そんなカラフルでふしぎな生き物たちをたくさん描きました。

・メガネカモグチウオ(上を見ているやつ)
・キバゴチモドキ(潜水服の左隣に3匹いつる)
・サルパ(なんか長いやつ)
・コトクラゲ(左下のY字形で2本の触手がたなびいているやつ)
・サンゴ
・海綿
・ウミユリみたいなやつ
・ヒトデ
・クモヒトデ
・こんぶ。

主なものはこんな感じです。
そして、この絵もブラックライトで光ります。どん。

パーリーピーポー

例によって蓄光素材は使っていないので、部屋を暗くしただけでは光りません。ご安心ください。
蛍光部分は耐光性のある顔料を使用していますが、薄づきのため時間がたつと蛍光が弱くなると思います(特に青系(オーロラ部分))。
この作品は大変ありがたいことにお求めいただきました。
なるべく直射日光の当たらない室内でご鑑賞いただけましたら幸いです。

🐧作品掲載ページ🐟 https://www.t2y.info/item01/19438.html

リンク先のオンラインギャラリーでは、額なしと額ありの全景がご覧いただけます。
額がB5サイズくらい、絵自体はA5サイズより少し大きいです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
会期は残り2日、11月5日(日)までです。
お近くの方は現地で、遠くの方はオンラインで、ぜひご覧いただけましたら幸いです。
12月のはタツコン超も出展します。よかったらまた見にきてくださいね〜🐦

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