国内旅行実務•JR運賃•料金のお勉強
約款とか色々あるけれど、すっ飛ばしてめっちゃ気になるJRの運賃から勉強します。
まずは用語。
幹線
比較的利用旅客の多い主要路線、
JRの索引地図では黒色で表示。
地方交通線
いわゆる「ローカル線」索引地図では青色で表示。
赤字を補填する為に、地方交通線区間は幹線より1割高く設定されている。←えー、そうなの?
本州3社
JR東日本
東海
西日本
3島
JR北海道
四国
九州
8路線が新幹線として運行している
①北海道新幹線(新青森〜新函館北斗)
はやぶさ、はやて JR北海道
②東北新幹線(東京〜新青森)
はやぶさ、こまち、はやて、やまびこ、
つばさ、なすの JR東日本
③上越新幹線(東京〜新潟)
とき、たにがわ JR東日本
④北陸新幹線(東京〜金沢)
かがやき、はくたか、あさま、つるぎ
JR東日本、西日本
⑤東海道新幹線(東京〜新大阪)
のぞみ、ひかり、こだま JR東海
⑥山陽新幹線(新大阪〜博多)
のぞみ、ひかり、こだま、みずほ、さくら
JR西日本
⑦九州新幹線(博多〜鹿児島中央)
みずほ、さくら、つばめ JR九州
⑧西九州新幹線(武雄温泉〜長崎)
かもめ JR九州
山形新幹線と秋田新幹線は正式な新幹線ではない。
(???後で教えてくれるらしい)
新幹線以外の路線を在来線という。
急行列車と普通列車
急行列車とは、特別急行列車及び普通急行列車をいう。
時刻表では特別急行列車を特急列車、普通急行列車を急行列車と呼び分けている。
新幹線も特急列車に含まれる。
特急、急行以外の列車を総称して普通列車という。快速、特別快速も含まれる。
旅客運賃と料金
運賃.料金には消費税相当額及び地方消費税相当額が含まれている。
運賃と料金は別物。
運賃
「人や物を運送するため」の対価
料金
「速い」「座れる」など特別なサービスを受ける時に支払うのが料金。運賃に付帯して払う物。
新幹線などの特急料金が必要。
JR旅客の年齢区分
①大人 12歳以上
②小児 6歳以上12歳未満
12歳で中学校入学前は小児
③幼児 1歳以上6歳未満
6歳で小学校入学まえは幼児
④乳児 1歳未満
小児運賃.料金
大人の半額(10円未満は端数整理🟰切り捨て)
JRでは10円未満の端数切り捨てのことを端数整理と呼ぶ。
寝台料金、グリーン料金は小児でも大人と同額。
幼児と乳児の取扱い
乗車券を所有する6歳以上の旅客が幼児と随伴する場合、旅客1人につき幼児2人まで無賃。
乳児は随伴する人数に関わらず無賃。
小児も、大人と同様、幼児を2人まで無賃で随伴できる。
運賃計算の基本
JRの運賃は距離(キロ数)に応じて定められている。
①乗車する行程の距離を求める。
②①で求めた距離を運賃表に当てはめて運賃を求める。
1㎞未満の端数がある場合は、1㎞単位に切り上げる。
片道で連続してる場合、各区間の距離を通算して運賃を一括する。乗車距離が長くなるほど1㎞当たりの運賃額が安くなるため。
全ての距離は0.1㎞単位で定められている。
営業キロ
駅と駅の間の距離を示したキロ数
JRの全ての路線に定められている
換算キロと擬制キロ(地方交通線のみに定められた距離)
営業キロを一割り増しした距離
換算キロ
JR本州3社、JR北海道の地方交通線に定められたキロ数
擬制キロ
JR四国、九州の地方交通線に定められたキロ数
運賃計算キロ
営業キロ、換算キロまたは擬制キロを合計したキロ数
片道普通旅客運賃の計算
幹線だけを利用する場合、乗車する営業キロをJR各社の運賃表に当てはめる。
幹線と地方交通線を連続して利用する場合、幹線区間の営業キロと地方交通線区間の換算キロまたは擬制キロを通算し、合計距離(運賃計算キロ)をJR各社の運賃表に当てはめて運賃を求める。
本州3社と3島を連続して乗車する場合
本州3社と3島の境目になる駅(境界駅)
JR東日本ー新青森ーJR北海道
JR西日本ー児島ーJR四国
JR西日本ー下関ーJR九州
JR西日本ー小倉ーJR九州
JR西日本ー博多ーJR九州
①乗車する全区間の距離を本州3社内の運賃表に照らし合わせて通しの運賃を求める。この通しの運賃を「基準額」という。
②境界駅からJR北海道、四国、九州の乗車距離に応じた本州3社の運賃との差額を求める。差額を「加算額」という。
③基準額と加算額を合計する。
眠くなったからここまで🥱
JRの運賃ややこしいとは思ってたけど、やっぱややこしい。
距離で運賃出してるって知らなかったなぁ。
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