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令和3年度 入学調査が終わって

縁があり、短期間ながら個別指導していた知人から連絡があった。大阪教育大学附属〇〇小学校の一次試験は通過したものの、二次試験の結果は残念ながら不合格であったそうだ。

日常学習の習慣が無いのにもかかわらず、わずか一年足らずの準備期間で一次試験突破したのだから、その知人親子のポテンシャルは凄まじいものがあると感じた。

その知人の何でも無償で得ようとする態度には正直、辟易していたが、毎日泣きながら受験勉強に取り組んでいたという お子さんには罪は無い。

私を慕ってくれる、そのお子さんの為に知っている知識は、入学調査を突破する鍵と確信をもつ独自理論MOMLを含め全て知人に伝えるつもりであった。

しかし知人は一次試験を突破したことで、すっかり有頂天となってしまった。願書が書けないと泣きついてきたのも忘れたかのように…。

知人から漂う楽観的な空気を察知した私は、二次試験のキモである面接に備えての注意事項を伝えようとした。

それにはMOMLの概念を理解する必要があるのだ。

しかし知人は、すでに自らの力を過信していたこともあり私の申し出を不要とした。こうなると私も二の句が継げない。黙って結果を見守ることとなった次第である。

コロナ禍の中、行われた今回の入学調査。3密を避けるために通常の倍の日数を取ったことで学校サイドは、より一層、こと細かに調査対象者と保護者を観察することが可能となった。

私見であるが、国立大学附属校は教育機関というよりも研究機関だと考える。今回、親と子との関係性をより多面的に見ることが出来たため、学校サイドにとっては興味深いデータが多く取れたことだろう。

調査対象者が国立大学附属小学校に合格するに必要なものは、これを言ってしまうと身も蓋もないが、まず第一に学力である。そしてさまざまな方法を用いられて親和性と巧緻性の有無が見られるのだ。

そしてモンスターペアレント化する可能性のある保護者の事前排除と、より優秀な児童の獲得を両立するために作成されたアルゴリズムに則って親子面接や親子共同作業を観察するのだ。

入学調査によって学校サイドが何を見ているのか?
少しでも興味があれば下記サイトに飛んでご確認頂けたら幸いである。
無料部分だけでも解る人が読めば解る内容となっていると自負している。

君は学び舎を愛する者か?それとも破壊者モンスターペアレントか?https://note.com/7thstreet/n/n73c15b565fcf

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