身長5㌢ミクロ菌撃退
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疫病封じ込めの妖怪アマビエちゃん、お店に展示していると原型は留めていても、汚れたりお子様に玩具にされたりしてしまう。
今はブームも収まり、時折お嫁に行く位になってしまった。
そんなアマビエちゃんはケースに入れると全く動かなくなる、羊毛フェルトの質感や肌触りがなくなるからなのかも知れない。
人間の心理としては触りたいのだろう、ぐにゅぐにゅしたくなる気持ちは分からないでもないが、常識的にはしない方が圧倒的に多いと思いたい。
羊毛フェルトは肌感触がとても安らぐ、戻って来たアマビエちゃんは髪の毛のふんわり感が無くなり、気のせいか 👀 言葉は悪いけど・・・薄汚れている様に見える、加えて形も少し悪い、一年前の作品は全然駄目ね~、暫く眺めて👀どうしょうか ?
2体だけ残してリメイクして見た、髪の毛をストレートにして殆ど刺し込まない、とすれば、どうしたものかと眺めつ須賀滅、閃いてハチマキ巻き付けビーズでかわゆくニッコリ可愛いではないですか~。
このアマビエちゃん、きっと小さくても視えない敵を滅多切りギッチョンギッチョンにしてくれるわね(笑)
そう、作りたてはなんでも美味しい、不味い物もあるけど、食べ物は賞味期限と云う物があるけど物質にはない。
物質には賞味期限はないけれど、太陽さんには弱い。
本棚が少しでも日が当たる所にあると色あせてしまい、なんとも情けない背表紙となってしまい、威厳もへったくれもあったもんじゃない。
それから比べると羊毛はあまり色あせがない様に思う、初めて手作りした6センチ程の物体、目があり手も足もある、頭は大きくイエロー、茶色のストライプが入っていた、名前をザビエルと名付けて5年程車にぶら下げて、初心忘れべからずと毎日車の揺れにブランブランしていた。
普通の物質なら色あせて白っぽくなり劣化するが、全く色あせもなく劣化もしなかった。
羊さ~ん凄~いと感心感動ひとしきり。
今はケースの中でおやすみなさい💤しているけど、又いつの日にかどこかでブランブランさせて遊ばせて挙げようとおもっている。
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