ユメノグラフィアサービス終了に寄せて

記事内容は掲題の通り。
界隈では「おほぉ配信」と呼ばれたYoutubeでのユメノグラフィア体験動画を経て、約1年半、サービスを観測・利用し続け、感情の変遷などを記録しておくためにこのnoteを記します。
雑多に書き殴るため、まとまりがない駄文となります。
お付き合いいただければ幸いです。

ユメグラを知った時  


2020年4月23日のおほぉ配信を最初から見ていたわけではなく、TLのフォロワー諸氏が何やら騒がしくなっており、久しぶりに祭の予感がして爆心地たる配信を見れば地獄が広がっていた。
ユメノグラフィアというコンテンツ自体が未知のものすぎてワクワクが止まらなく、配信内容が酷すぎて気が狂ったみたいにディスプレイの前で笑い続けた配信は後にも先にもこれだけであろう。

おほぉ配信終わってから

上記の配信で出演されていた雎 雪待さんのビジュアルがドストライクだった。ショートヘアで銀髪、落ち着いた声、全てが
「この人と1対1で話せるってマジか??絶対に行くが??」
と思わせる要素になっていた。
その時のオタクの気持ちをTwitterで呟けばユメグラキャスト様たちからエゴサ爆撃を食らった。その時の記録がこれ。

ユメグラに行かねばなるまい。おじさんが気持ち悪いおほぉを曝けだしてみっともなかったがアレが営業なのかどうなのかを確かめねばなるまい。
ビジュアルドストライクで話し上手なキャスト様と話せるという舞い上がっている気持ちをそんな風に誤魔化していたと記憶してる。

この時の気持ちとしては、未知のサービスに対してひたすらワクワクして、何があるんだろうどんな時間になるんだろうどんな人なんだろうと落ち着きが無かったように思う。
当時はチケットの販売が20時固定ではなかったため、チケットの販売スケジュールの確認や動作環境の確認など、絶対に楽しんでやるという決意の下、準備に勤しんでいた。

ユメグラ初体験

約1か月後。
初めてユメノグラフィアを体験した。

その時のユメノグラフィア体験レポートが以下。

結果として、音声トラブルでまともにお話しできたのは30分のうちの10分ほど。それでもトラウマにならず次こそは絶対に環境しっかり整えてお話ししたいと思えたのは、この時の雎 雪待さんのフォローの賜物だったと確信している。届くかどうかは分からないけど、雪待さん、本当にありがとうございました。

この時の気持ちとしては、初手で失敗したけどまだまだ分からん。っていうか30分のうちの10分話しただけでもめっちゃ楽しかった。次こそはフルタイムで楽しんでやるという反骨心があったように記憶している。

ちなみに、上記の体験レポートのツイートツリーに追記しているが、
無事におほぉ!となったため、おほぉ配信は営業ではなく限りなくリアルなのだという感想となった。

ユメグラ初体験からその後

他のキャスト様の所に行ってみたり、

音声トラブルのリベンジユメグラを死ぬ気で楽しんだりしていた。

全てを上げるとキリが無いので、割愛するが、ユメグラを数回通って見出した楽しみ方は

学生の頃に、「今週のジャンプ読んだ!?」といった流れで友達とワイワイと談笑するような、あの空気感を求めていたしそれが提供されていたから全力で楽しんでいた、というような感じだったと思う。

またそれ以外にも、

  • 好きなことについて30分語り合う楽しさ

  • キャスト様の活動(配信)の感想を
    直接伝えてそのリアクションがもらえる

  • 前回のユメグラで話した時から進展した自分の近況などを話せる

  • キャスト様からオススメされた作品などを通して自分の見聞が広がる

  • 自分の思想や哲学などを話して、議論をすることができる

  • ユメグラ内のVR空間内に設置されている小物でモノボケ大会

私としては上記のような形で楽しめたが、他のユーザーはもっといろんな形で楽しんでいると思う。本当に1対1。それぞれの人間関係の数だけ楽しめる要素が無限に生まれていくのは底が知れなかったと今でも思う。

また、ユメグラ体験外の時間、次はどんな話をしようかと考え、
日常で面白い・興味深いと思ったことをメモなどの形で残すようになりました。ユメグラ体験時間外もキャストさんのことを考えているならそれは実質ユメグラでは?というスタンスでいた。

ユメグラを通して再確認したこと

初めましてユメグラの時は特に顕著であるが、
何から話せばいいか分からないといったようなことが往々にしてあった。
その時に、相手のことを知りたいのであればまず自分から話すべきという、当たり前ではあるがそれを強く痛感した。
他者開示を促すならばまずは自己開示から。キャッチボールの感触を確かめつつ、キャッチボールが継続できるかどうかの手探りの時間を数多く経験できたのは、間違いなく今後の糧になっていくと確信している。

成功したこともあれば失敗したかもな……と落胆したこともあった。
そういったときに逃げずにもう1回ユメグラのチケットを購入して話をしに行くメンタルを持ち続けれていれば、配信でROM専なんかせずにコメントをしていれば、経済的な理由もあったけど推せるうちに推せをちゃんと実行に移していれば、もう少し違った未来があったのかもしれないと一抹の後悔があります。

ユメグラへのモヤモヤ

約1年半、サービスを観測・利用し続け、感情の変遷などを記録しておくためにこのnoteを記す

上記のように、書いている手前、自分が抱えたネガティブな感想も簡単にだが記す。
ユメノグラフィアを日々利用する中で、使いにくいと思うシーンが出てきた。
チケットの販売スケジュールがキャスト様ごとのため、正直なところTwitterを追いきれない というものでした。
サービス終了前に卒業されたキャスト様の背景とか運営体制・経営とかその他もろもろのお気持ちもありはする

検索の手間を惜しむなと言われればその通りなのですが、
これからおそらくキャスト様はとんでもなく増えるんだろうと考えていた当時(※2021年3月~4月ごろ)、今は大丈夫でもこれからチケットの販売スケジュール確認の労力は倍々に増えていくだろうなという予感がありました。

公式HPでは直近10日以内のチケットを販売していたが、
そのチケットがいつ販売されるかの告知はTwitterのツイートという、
サービス設計の歪さが個人的なストレスとなった。

なので、それを解消するために非公式ではあるがwebサイトを作成した。
ユメノグラフィア非公式チケットツイート確認サイト である。

サービス終了となった現在は機能を制限しているが、
Twitter APIを用いてキャスト様の直近100件のツイートからチケット, チケ, チケット,チケの文言を含むツイートのみを表示するといった機能をもっていたwebサイトである。

完全な自己満足で作成したものだったが、思いの外、様々なゲスト様に使っていただき、また、運営様やキャスト様からは特に何も連絡が無く、暗黙として了承いただいていたのかと認識しています。
全てのキャスト様にお名前掲載の許可をいただけたわけではない中、寛大な措置にこの場を借りてお礼を申し上げます。

また、ユメノグラフィアで様々なキャスト様とのお話しする機会を通して、
自分はこれからどのような形であっても物作りに携わっていきたいという思いを確固たるものにすることができました。本当にありがとうございます。

こちらのwebサイトはチケットツイート取得機能を削除し、
キャスト様のモチーフカラーを確認することのみ可能なwebサイトとなりました。
SNSアカウントが閉じることが確定している中、私が残せるものはこれしかありませんでした。

キャスト皆様の色が失われませんように。
ゲストの皆様が通ってきたユメがいつまでも色褪せませんように。
たまには、自分が見たユメの色を思い出せる場所になりますように。

まとめ

思うことは数あれど、まずは言い表せないほどの感謝を。本当にありがとうございます。ユメノグラフィアを通して人生が変わったといっても過言ではありません。

今回、サービス終了という形の終着点がとても心苦しく、
人との別れももちろん、たった1年半ではあれど通ってきた場所が無くなることの喪失感が途轍もないです。

それでも、人生何があるか分からないものでもあるので、
サービス再開の報がいつかは来るのかもしれないとSNSを徘徊します。
ユメノグラフィア運営様、キャストの皆様、大変お世話になりました。
これからのご健勝をお祈り申し上げます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?