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ひとり旅日記モロッコへ:移動日とモロッコ初日はマラケッシュから

※これがコロナ前最後のひとり旅日記です※

2019年12/24&25成田→イスタンブール→マラケシュ

8月に予約したカタールが、10月になってドーハ→マラケシュがキャンセルになったとの事で、せっかくエアチケ10万以下だったのを断念しなければならなくなった。2日後倒しなら飛ぶとの事だったが、既に全ての宿の予約を終えたし、現地ツアーも申込済みだったから、「今更また同じ労力で行程練り直す位なら支払います」と旅行会社に言って、次に安かったのがトルコ航空。ハイ。今年もまたお世話になります。イスタンブールの空港が新しくなるなる言ってたのが、オープンがズレ込んで結局今年の半ばに開港したんじゃなかったっけ?いずれにせよ、こんな経緯で今年もまたTK利用となった。

成田空港最終便23時の所、30分早まってた。その分イスタンブールで乗り継ぎ待ち時間長くなる。機体も新しくなったのか?TVってあんま観ないけど、映画がシケてたから、NHKを観てしまった。ヘーゼルのなんとかって番組、パブロバだった。NZのデザート。ってか、自分のホームステイどこも出なかったけど(苦笑)。パーティとかで必ず出る定番デザート。どこで食べても、メレンゲが激甘だった記憶しかない。見た目可愛いんだけどね。「その他のNZスイーツ紹介します!」と流れた瞬間、ホーキーポーキーか?と思ったら、ビンゴ。しょっぱなに出てきたあとの2つは知らなかった。ホーキーポーキーにハマったよな…。日本のカラメル焼きみたいなやつ。

今まで何回もTKに乗ったけど、今回初めて日本語機内誌があった。2015年から刊行してるらしい。今回はヒコーキ乗る前の新聞やらと一緒に置いてあったから読めたけど、帰りは無いだろうな。ロバニエミ特集。機内誌に特集されてる土地、行ったことある!と思う事が多くなって来た。TKが新就航するからの特集だった。

機内食は唐揚げ甘酢ソースかキョフテ(トルコハンバーグ)。今月牛肉食べてないから、キョフテにした。メニューにはブラウニーとあったのに、いざギャレーに行くとないと言われた。マジか!自家製レモネードとブラウニーを楽しみにしてたのに…。相当ガッカリ顔だったのか、CAが「ちょっと待って!」と、引き出しから見た事ないマーブルケーキをわざわざ出してくれた。「あなたが来ると思って」「やっぱり?」とジョークを言いながら頂いた。

おにぎりは激マズで懲りたから、サンドイッチをもらった。深夜便で夜食的な機内食だったのに、飛行時間残り5時間位の所で腹が減った。サンドイッチはおいしかった。マーブルケーキは…。激甘。ムリだった。サヨナラ。到着2時間前に朝食。和食で。きんぴらごぼうがおいしかった。

予定より45分早く到着。5時am。バスでターミナルへ。新しい空港がだんだん近づいて来た。初めまして!かなり広くて、乗継用セキュリティチェックエリアも広くて綺麗。前の空港はここがけっこう混んでたもんな…。スムーズにセキュリティチェックを通過し、モニターチェック。搭乗1時間前にならないとゲート確定しないとのメッセージが流れてた。じゃ、それまで新しい空港を歩いてみよう。

新しくなったんだから、前の空港にはなかった給水機はあるよね?大抵の国ではトイレの近くにあるよな…。と探してみるも、無い。マジか…。ターミナル中央を起点にして進行方向は右、並んでるお店は左側を見て突き当たって折り返した。

給水機あった!マジか。ここだけにしか無いっぽい…。次回来た時の為にもらった機内誌の空港案内図に書き込んだ。中国系の為に少し離れた所に給湯器もあった。空のペットボトル2本分に有難く水を汲ませてもらった。

だんだん眠くなって来た…。早くゲート確定しろ!その前にwifi接続できるかやってみた。新しい空港になったんだから、そこら辺最先端行ってて欲しいよね。と、ネットワークが出て来たから設定しようとしたら、電話番号かPPT番号を要求してくる。電話番号ないから、PPT番号で入力すると、PWを要求してくる。ナニコレ?よく分からないから、近くにいたスタッフに尋ねると、「インフォメーションに行って」と言う。眠いからダラダラとインフォメーションの所まで戻った。

インフォメーションは愛想ない。「あぁ。あそこのキヨスク。三角の後ろ」と冷たい。三角ってなに?あのモニュメントか?行ってみると、PPTスキャンする機械があった。「PW印刷する」タッチしても何も出ず。そして画面はメイン画面に戻ってしまうし。もう一度やって、PW画面を写メってそれをメモってPW入力。なんだこの手間?しかも1時間しか使えないとか。空港のwifi環境、中国の次にヤバイ。北欧はPWなんて要求せずすぐに接続できたよな。

家族と友人にイスタンブールまで無事に着いた事を報告すると、そろそろゲート確定時刻。腹減ったからゲートで持参したナッツ、バナナ、みかんを食べた。ゲートが中途半端な位置でトイレが遠かった。近くにあるにはあったが、そのゲート専用とかよくわからない事言ってた。もしそのゲート専用なら、通路にトイレの表示を出すべきではない。と思った。給水機とトイレの配置が残念な新しい空港だった。

やっと搭乗アナ。だが、まずはPPTとエアチケチェックとの事で、並んでチェックを受け、エアチケにスタンプ押されたら、また座席に戻って、またアナウンスあったらやっと搭乗というよく分からない動き。ダサイ。新しい空港にふさわしくない。そうしたいなら、ゲート入る所に人配置してスタンプ押してから席に座ってもらえよ。12/24にウェブチェックインした自分の席はなぜかビジネスクラスだったらしく、搭乗直前に座席変更された。という事は、TKはウェブチェックインもイケてないのか?

座席は何系か不明のDな男の隣。これで5時間か…。TKが朝食と言って出して来た機内食、12時だからランチ出せよ。隣のDがスクランブルエッグにいちゃもんつけ、どうにかして別の物をもらおうと粘ってた。見苦しい。そしてCAは自分が奴のツレと誤解してたし。ちげーよ💢窓側の女が奴のツレだよ。ってか、コイツ、Dな上に口臭いしハミ出て来るし。CAがこの機内食しかないと言ってたが、奴の為にどっかから持ってきて与えてた。コイツ、CAにお礼も言わず、食べ方汚いし、豚野郎だった。彼女もよくこんな男を選んだよな。恥ずかしくね?機内食あんなに粘って交換してもらうのとか。

成田→イスタンブールと違って、個人モニターないから寝るしかなかった。通路挟んで隣の中国系の添乗員男性はハードカバーのでっかい本読んでた。しかも今から行くモロッコの本ではなくて、趣味の本。きっとでデキる添乗員なんだろう。中国系添乗員なのに、ちゃんとスーツ着てた。よく見かける中国系添乗員は、ハデでチャラチャラしてる人達ばっかだったから、彼は違うんだね。この機内には韓国人ツアー、日本人家族2組とわりとアジア系多めだった。機内誌によると、このマラケシュ路線は就航したてらしい。

この便も定刻より早く到着。14時。入国カードなし。入国審査官が自分のPPT見るなり”What’s your job?”と聞いてきた。増補パスポートの上、スタンプとビザ多いからね…。職業を答えて、納得してもらい、シュクラン(このアラビア語しか知らない…)と言ってスルー。両替3万円分して、荷物ピックアップ。

そして最初の関門、タクシー。250DH(デルハム)と言ってきたが、「たかだか5kmだろ?」と言ったら「物価上昇してる」との事(往々にしてガイドブックに載ってる金額が古いんだけど)だが、それを考慮して200DHにしてもらい、車内で飴を渡したら喜んでた。

宿から指示された場所で降りたら、セキュリティ云々と語る男が「宿はどこだ?」と聞いていた。無視したたら「決まりだから云々」周りにいた男たちも「任せた方が良い云々」そして勝手に荷物持って歩き出した。2分歩いたらすぐ到着。んでもって、金の要求。出た。マジウザイわ。宿のスタッフに、「頼んでないし、勝手に荷物運んだし、セキュリティ云々とウソついてるし、絶対払わない」と言ったのを訳してもらったが、引き下がらない。「大体小銭ないし、ムリ」と更に伝えて帰ってもらった。

マラケシュ、始まりから気分悪い。引き下がったから良いが、宿のスタッフの彼女達にも嫌な気分にさせてしまって申し訳ない。

チェックイン手続き。中のロビーというか、パティオというか、写真通り可愛かった。ユーロ圏じゃないのにユーロで計算してるのが不思議。ユーロの持ち合わせないから現地通貨に直してもらって支払い。ここまでで、タクシーと宿代で両替した3万円ほぼ飛んでった…。ヤベェな。現払いは。ATMが近くにあるとの事で、部屋案内してもらって荷物整理してから出かけた。

近くのATM、2回操作しても現金が出て来ない。両替所の人に聞いたら、「本部が休みだから」とよく分からない事言ってた。そこは両替所ではなく、郵便局だった。スミマセン。別のATM探さないと。

歩いて行くとあったATM。ちゃんと下ろせた。ほ。手数料なくて良かった。砂漠ツアー前にもう一度下ろさないと足りないだろうな。

宿で新市街行きのバスは14、16、66番と聞いたが、バス乗り場の兄ちゃんとドライバーに尋ねると1番で行けると言う。観光局の最寄りで降りたが、17時過ぎてたからか、閉まってた。じゃ、バスチケ買いに行こう。って、この時間、めっちゃ暑いんスけど。明後日の日帰りのバスチケ往復買って、最初にバス降りた所まで戻る。

ショッピングモールがあって、カルフールが中にあったから買い物。クレジットカード使える所で買わないと、現金がすぐ無くなる…。砂漠ツアー+日々の食事の野菜と果物、そしてパンと卵も買った。砂漠ツアーまでの8日分の食品。魚売り場に生牡蠣がカゴに入って売ってた。モロッコの人はどうやって調理して食べるんだろ?香りの良いきのこ、見たことない果物…。スーパーってやっぱ楽しい!と思うと同時にやっぱアパートで調理できた方が良かったかな…。と少し後悔。

旧市街行きのバス停が見つからない。カフェでくつろいでるおじさんがエーゴ分かる人だったから、教えてもらった。シュクラン。バス停に着いて、同じくバス待ちの女の子に旧市街のバス停に行くには何番バスか聞いたら1番との事だった。

19時過ぎて、もう真っ暗。「降りる場所わからないかも…」とまた同じ女の子に言ったら、「1番バスは停まるバス停が少ないから大丈夫!」と言ってくれた。バスが来て、彼女が言った通り、停まる所が少なくて、元のバス停に戻れた。ほ。宿に戻るまでに色んなお店あったが、明日でいいや。歩道歩いてるのに、バイクが右腕に接触。そりゃねーよ。幸い痛みが無いから良いものを。あり得なくね?

もう寝たい。宿に直行し、買ったトマト、リンゴそして持参したポットでゆで卵作って食べた。21:30に就寝。


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