みどり

自由に、気ままに、のんべんだらり。

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最近の記事

2024,5,30

「二度寝をした、15分か20分遅れる」。「はいよー、気をつけてね」の返信をしたあとで、手元の本に目を戻す。「世界で1番危険な行為って、なんだと思いますか」「二度寝でしょ」という文に笑った。色んな意味で危険だった。 お決まりの、「私もちょうど遅れそうだったからちょうど良かった、ゆっくり来てね」は今月四度目だ。遅刻する側はそんなLINE見る余裕もないから、特に意味をなさないのだろうけど、こちらとしても申し訳なさ全開で来られても困るから、送るようにしている。 遅刻のされやすさと

    • 2024,5,29

      待ち合わせまで時間があったから、ブックオフに寄った。終わりの見えない暇つぶしにはうってつけの場所だった。今日会う子は大抵、待ち合わせ時間から10分は遅れるし、お互いが姿を確認するまで5分はかかるから合流するまで15分。そんなのは、とうにわかっている。1年半の付き合いは短いようで長い。 レジに並んでいる最中、「そろそろ着く」の連絡があったので少々急ぐ。エレベーターの鏡に映る自分は、カラコンもしていなければ1日授業で崩れた化粧。なんとも醜くて、素っ気ない。 飲み始めてしまえば

      • 2024,5,26

        今日は未来さんとランチだった。卒業式から二ヶ月しか経っていないというのに、会ってすぐから話が尽きなかった。 未来さんが提案してくれたピザ屋さんは、南口から程なくしてついた。7組くらいのお客さんが並んでいて、年季の入った小洒落た店構えと相まって人気店だとすぐにわかった。 店内はそこまで広くなかったけれど、オールドアメリカンな感じが落ち着いていて気に入った。背中が曲がったおじいちゃんがピザを焼き、おばさんがフロアを回す、いかにも家族経営というような店だった。ピザは絶品で、お互

        • スランプ?

          月曜日にゼミで課題が出た。 「私だけが気づいていること」を400字で。 昨年の電通のインターンの課題だとかなんとか。 その日からずっと考えていた。 ずーっと、ずーーっと。 気づいたらその課題のことを考えている。 考えている時間がバカみたいに多いのに、何一ついいものが浮かんでこない。 本を読んだり、ゼミの先生以外の先生にも相談してみたりして 何か形になるものをと考えていたけれど、 全部間違っているような気がして、自信がない。 いつもみたいに、ワクワクすることが

          日記(2024,05,20)

          朝からエントリーシートに取り組む 顔写真をスマホで撮影する あまりのブサイクさに嫌気がさす こんな顔のやつより学歴が高くて可愛い子がいたらそっちをとるだろうなぁと思う エントリーシートを終えて学校へ向かう 歩いていたらふと思い出した 大学名のあと学部学科入力してないな 例が大学名だけだったような気がしたけど、普通書くよな、必要よな、、 もう入力画面には戻れないかなぁと思い、しゅんとする 「なんでも学びだ」というのは私の信念であるが、挑戦からの失敗というのは毎度心が痛くなる

          日記(2024,05,20)

          焦り、拗れり

          20代で文を書く仕事をしている人をみると焦る。 たまたま手に取った『いかれた慕情』で出逢った僕のマリさんや、私の大好きなブンちゃんを見ていると、やはり、焦る。 大学生になり、文を書くこと、そして読まれることに喜びを覚えてから、その道の仕事をしていきたいと思うようになった。 印税で暮らしたいとか、そういう大きい野望がある訳ではない。ただ、文を書き、それで人と繋がっていたいのだ。 ただ現実はそう上手くいかず、もうすぐ21歳。「就職活動」という言葉が目の上のたんこぶとなって

          焦り、拗れり

          かわいいこ

          1cmという長さは決まっている。 世界中どこでも、1cmは決まっている。 人によって、1cmを表すための指の幅は決まっている。 人によって、1cmを表すための指を広げる力は違う。 どのくらい広げれば良いか、その力の入れ方は違う。 赤ちゃんが1cmを表すためには、小さな指で大きく広げる。 大人が1cmを表すためには、大きな指で小さく広げる。 身長が低い子はかわいいと言われる。 身長が高い自分はあまりかわいいとは言われない。 身長が低ければ、世界中変わらない1c

          かわいいこ

          大きく「人」と書いて飲み込んだ

          こんにちは、こんばんは。 あなたは緊張を紛らすためにどんなことをするだろう? 大勢の人の前で話さなければならない場面を想像してみよう。 胃の辺りがムカムカして、トイレに行きたくなる人はトイレにこもったり、あるいは全員の頭がカボチャになるように想像してみたりするだろうか。 古典的な方法の一つに、「手に「人」と書いて飲み込む」というものがある。 いまいち効果が見られないけれど、気休めにやるという人もいるかもしれない。 私は今日、とても緊張していた。 今学期2回目のゼミ

          大きく「人」と書いて飲み込んだ

          許して、生かしあう

          お久しぶりです。みどりです。 新学期が始まって1週間、心新たにさまざまなことを学ぶ日々です。 さて、最近私は無性にイライラしてしまいます。 アルバイト先で同僚のミスにイライラ、お客さんの態度が悪くてイライラ、彼の言動にイライラ…。 こんなにイライラし続けると人はオーバーヒートしてしまうのですね、やけ食いと頭痛に悩まされています。 普段ならニコニコして流せることでも、流せる許容範囲が狭まってしまっているために、自分の中で処理しきれなくなってイライラという感情が出てきて

          許して、生かしあう

          とある女の子の話

          「連絡が遅いんだよね」と怒る彼女 「つむじが可愛いんだよね」とにやける彼女 「ぜってぇ離さないかんな」とイキる彼女 「守りたい、この笑顔」と悶える彼女 「絶対私が守ってあげるからね」と泣き出す彼女 どんな貴女も彼に一生懸命で、一途で、愛している姿を見たら、こんなクズ男やめとけなんて言えなかった。 寧ろ、言わなくてよかった。 パインサワーを片手にほろ酔い気分で、「そんなことを言われている彼は幸せ者だね」なんて笑った。 人には人の幸せで、聞く話は一面に過ぎなくて、

          とある女の子の話

          四角い箱依存性

          何も無い休日ほど厄介なものはない。 時間を弄んでしまう。 そこに漬け込むのが皆様お手持ちのこれ。 そう、スマートフォン。 こんな小さな箱なのに、そこから見える世界は自分の視界の何百倍もの広さと情報を見せつけてくる。 今日もそいつに操られてしまった。 明日はそうならないようにと、やることリストを作った。 明日はそれをやりきるまで寝れまテン‼️

          四角い箱依存性

          体が大人に

          2月は毎日日記を書こうと決めた矢先書き忘れたまま寝るところでした。アブニャー。 昨日の日記で、愛想が大事だ!なんて言ってましたが、あれ、言いたかったのは「愛嬌」が大事ってことです。 愛想と愛嬌、似たような意味ですが、 一般的な使われ方では、愛想は最低限あった方が良いもの、愛嬌は+‪αであると得する性質っていうイメージがあります。あくまで私のイメージですが。 ところで、昨日家に帰る途中に何の気なしに奥歯に舌を当てると、親知らずが生えてきていることに気がつきました。 し

          体が大人に

          そして愛想。

          今日もにぎにぎ日記を書くよ。 米粒同士をくっつけて大きな一つのおにぎりにするみたいに、言葉や感情をかき集めるのさ。 さて、今日もアルバイトだった。 イレギュラーなことが多くて、昨日覚えたこともすぐ変更があったり、宅配の承りをしたり。 わからないことまみれだったので、その都度隣のブースのおばさま店員さんに聞いて、教えてもらう。 わからないまま会計をしたら本当に訳がわからなくなってしまって、お客さんを不快にさせてしまうというのはこれまでの接客業経験で得た知見。 なので

          そして愛想。

          まだ若い

          今日は短期アルバイトの初日。 以前から時たま声をかけてもらっている会社から、バレンタインのチョコの販売店員として働かないかと言われ、のそのそと重い腰を上げて働くことにした。 初めての施設で初めての人間関係、初めてのレジ。 これまで何度もレジ打ちの経験があるけれど、久々に知らないレジを触ると本当に気がおかしくなりそうなくらい頭を使う。 無言の圧力をかけてくるお客さん、覚えの悪いバイトには厳しい同じフロアのパートのおばさん、板挟みになると焦って焦って下しか向けなくなる。

          まだ若い

          日記のようなもの

          先日読んだ、素樹文生さんの『ゆるゆる日記』。 日記を書き続ければ一冊の本になってしまうのか、と感嘆した。 私の将来の、いや、人生の目標は「本を出すこと」。 なんでこんな夢ができたのだろうか。 昔から何かを深く考えたり、それを言葉に書き起こすことが好きだった。 それが大学生になって顕著になって現れて、書きたい欲がものすごく湧いてきて、 使いかけのノートたちにはその時々で感じて考えてきたことが積み重なっている。 そんな中、ある非常勤講師を務めるおじいちゃんが、こんな

          日記のようなもの

          断捨離

          昔集めていたキャラクターグッズをブックオフの買取に出した。 メルカリや公式通販でかき集めた缶バッジやブロマイド。 実用品ではないから長らくしまいこんでいたものだ。 部屋の片付けと同時に整理して売ることにした。 値段は1450円。 集めるために使ったお金は数しれず。 何分の1以下になったのだろう。 断捨離できた達成感の脇に、作業的に引き取られて行ったグッズを見てぽっかりと心に穴が空いた気がした。 必要としている人の元へ行ってくれたらいい。自分に言い聞かせる。

          断捨離