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老いては・・・

 日々、愛読している新聞は中日新聞ですが、日曜日にはサンデー版が付属しています。そこに掲載されている特集に目を通し、間違い探しや数独、クロスワード・パズルを解くことが、日曜日の朝のルーティーンです。

 さらに、同年代のおじさん達の独善的?な行動や考え方、感じ方と世間とのギャップを取り上げ、ある時は慰め、怒り、また時には鼓舞してくれるコラム「おじさん図鑑」に目を通すことも楽しみのひとつです。毎週一話づつ掲載されている、コラムニスト飛鳥圭介氏の作品です。団塊の世代の方なので小生とは約十年離れていますが、共感するところが多いです。

 そんな中に印象に残っている中に、「老いては『個』に従え」がありました。「子」ではなく、「個」です。

 われわれは人生を過ごすうちに、多くのものを手に入れ、あるいは集団の中で漂いながら関係性を築いて生きてきました。でも、年老いていくうちに友との交わりは薄れ、会社組織からは追放され、多くの疎遠が発生します。でも「諸行無常」ですから、それに抗うことなく、集団のしがらみから抜け出て身軽になり、「個」に従って生きるべきである、というようなコラムでした。「断捨離」に通じるところがあるかも知れませんね。

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