コンピューターとインターネットが仕事を遅くした!?デジタル化時代のタイムマネジメントとは|デジタルツールがもたらした功罪。生産性向上の裏で起きている時間への焦り|#DX企画書のネタ帳【1300回記念㊗】
こんにちは、近森満です。今日もDXしてますか?
さて今回は以下の内容でお届けします。
タイトル:コンピューターとインターネットが仕事を遅くした!?デジタル化時代のタイムマネジメントとは
サブタイトル:デジタルツールがもたらした功罪。生産性向上の裏で起きている時間への焦り
【記事概要】
コンピューターとインターネットの登場により、仕事の生産性は飛躍的に向上した。しかし一方で、仕事のサイクルが短くなり、常に時間に追われているような焦燥感を感じている人も多いのではないだろうか。本記事では、デジタル化がもたらしたメリットとデメリットを考察し、現代のタイムマネジメントの在り方について提案する。
【音声配信】
※音声収録のポッドキャストではテキストには載っていない㊙話も。
ぜひ、ものは試しに聴いてみてください。
【1300回記念㊗】に収録しています!
はじめに
コンピューターとインターネットの普及により、私たちの仕事のスタイルは大きく変わった。情報のやり取りはメールやSNSで瞬時に行えるようになり、生成AIの登場で膨大な作業を自動化できるようになった。デジタルツールによって生産性が飛躍的に向上したのは間違いない。しかし、その一方で常に時間に追われているような焦燥感を感じている人も少なくないのではないだろうか。
1)デジタル化がもたらした時間軸の変化
(1) 製品開発サイクルの短期化
かつては新製品の開発に2〜3年かかるのが当たり前でした。しかしデジタルツールの発達により、開発期間は大幅に短縮されました。ソフトウェア開発などでは、数ヶ月でリリースすることも珍しくありません。
(2) 情報発信サイクルの高速化
書籍や雑誌の出版には数ヶ月から半年ほどかかっていましたが、インターネット上では数日で記事を公開できます。SNSなら即時に情報を発信し、リアルタイムでフィードバックを得ることもできます。
・事例:過去には1ヶ月かけて制作していた雑誌の記事も、今ではネット媒体なら3日程度で公開できます。
2)時間軸の変化が生む焦燥感
(1) 周囲との比較によるプレッシャー
デジタルツールの発達で周囲の仕事スピードが上がると、自分だけ取り残されているような焦りを感じてしまいます。他者と比較して、自分の仕事が遅いのではないかと不安になります。
(2) 短期化するプロジェクトサイクル
プロジェクトの期間が短くなることで、常にデッドラインに追われている状態が続きます。以前なら1年かけて作り上げていたものを、今では半年で仕上げなければなりません。納期までの時間的余裕がなくなり、心理的プレッシャーが高まります。
・事例:筆者自身、20年前は新サービスのリリースに1年かけていましたが、今では3ヶ月で結果を出すことを目標にしています。
3)デジタル時代のタイムマネジメント
(1) スピードと品質のバランス
生産性を高めることは重要ですが、品質を犠牲にしてはいけません。時間軸が短くなった分、計画的に動き、優先順位をつけることが求められます。スピード重視になりすぎないよう、バランス感覚が必要です。
(2) 自分のペースを守る
周囲と比較して焦るのではなく、自分の適正なペースを見極めることが大切です。無理にスピードを上げようとせず、自分にとって無理のない速度で仕事を進めていくべきです。
・事例:DX推進も、じっくりと腰を据えて取り組んだ方が良いでしょう。無理に進めて失敗するよりも、時間をかけて着実に変革を遂げることが肝要です。
4)デジタルツールを味方につける
(1) 自動化・効率化の追求
生成AIをはじめとするデジタルツールを活用し、可能な限り業務を自動化することで、人的リソースを創造的な仕事に振り向けられます。ツールに仕事を任せ、人間らしい仕事に専念しましょう。
(2) コミュニケーションの円滑化
メールやチャットを有効活用し、情報共有を密にすることで、無駄な仕事やすれ違いを減らせます。適材適所でツールを使い分け、コミュニケーションロスを最小限に抑えましょう。
・事例:Slackなどのチャットツールを導入することで、会議の回数を減らし、メンバー間の情報共有を促進できます。
さいごに
デジタル化の進展により、仕事のスピードは確かに上がりました。それに伴い、私たちは常に時間に追われているような気持ちを抱えています。しかし、だからこそ自分のペースを大切にし、デジタルツールを味方につけることが重要です。テクノロジーに振り回されるのではなく、うまく活用しながら、人間らしい創造的な仕事にフォーカスしていきたいですね。いかがでしたでしょうか?
すこしでもみなさまの気づきになれたのであれば幸いです。
ではまた。
#デジタル化 #タイムマネジメント #生産性向上 #デジタルツール活用術 #DX推進
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