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なんで〇〇したの?って質問してくるやつ全員嫌い

急に話の流れ無視して唐突に「なんでその仕事に就いたの?」とか「なんでその大学を志望したの?」って過去をほじくり返してくる奴らが好きではない。

そんなの今の私に聞くな、過去の私に聞け!

私は過去の行動が全部行き当たりばったりで明確な理由があったわけではない。
それは私が無知で未熟であったが所以の話ではあるのだが、今はそのときよりはるかに人間的に成長してる分、過去の行いを悔やんだり、あのときこうしておけばよかったなとかいうことも多々ある。

しかし、なるべく過去の苦しみに縛られないためにも今に目を向けてるわけだが、時折人の過去を詮索してくる無神経な奴がいるので嫌気が差す。

過ぎたことなんて気にしたってしょうがないという割に、人の意識を過去へと遡らせる言動を働かせるのは相手の未熟さゆえの所業だと言えよう。

時に過去の過ちや黒歴史の類がフラッシュバックして私を苦しめるときがある。
それは全て相手の無神経で愚鈍な発言が引き金となってる場合が多い。

そんなときは「やめろ!やめろ!」と無意識に言葉に出してしまったりして公共の場だとやたら恥ずかしい思いをする。
それがまた新しい過去の黒歴史となって自分のメモリに保存される。

こんなときよく『世界五分前仮説』を頭に思い浮かべるようにしてる。
これはイギリスの哲学者バートランド・ラッセルによって懐疑された仮説で、世界は五分前にできたのかもしれないというものである。

一般的な人であれば、「そんなわけないじゃん」と断言してしまえる仮説である。
理由はお察しの通り5分以上前の記憶が我々には明確に残っているからである。

しかし、その記憶自信が、今いる自分の環境自体が五分前にあらかじめ設定され作られたものだとしたらこの仮説も完全に否定することはできない。

私はこの仮説に心酔しているため過去を振り返るのは無意味だと思っている。

自分の記憶は誰かによって(それは神であろうが地球外生命体であろうがなんでもよい)設定されたものであるのならそれについて深く考える時間ほど無駄なものはない。

故に、他人の過去を深掘りする哀れな人間には相容れない嫌悪の念を抱いてしまうのである。



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