最近のルフィに憧れられない理由がわかった【週刊マンガ批評 〜第7回〜】
ワンピースとかコナンとか長きに渡り看板とされてるマンガを連載してる作家に共通することだと思うんだけど、やたらと「子どもの頃から何ひとつ変わっていないピュアな自分」というものを誇らしげに売り出してくる年寄り作家が多い。
実際のところは、老いと共に認知の変化はあるし、社会的にも大人の教養が身について着実に頑固になっているにもかかわらず、童心を失ってしまおうもんならメインターゲットである少年読者から見放されるかもしれないという不安に怯え、やたら「新しいものにも関心を示しています。