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なにものにもならないものたち


なにものにもならない、
というのは難しい。

男、女、心の性別、無性、両性具有
という生物的なカテゴリーがあれば
課長、契約社員、経理、営業、ニート、医者
など役職や職業の肩書きがある。
血液型もあれば星座や四柱推命もある。


相手の身の回りに付随する事柄を見ずに
相手の内面を知ることは難しい。
すでにカテゴライズされているからである。

いろんなカテゴリーがベン図のように重なり
重なり合った真ん中が自分なのではないか?
と最近考えるようになった。

カテゴリーとして自分の知識の範疇を超え、理解しようとすることすらやめたものを、人は差別するのではないかと思う。


差別と区別は違う。

なにものにもならないものたちを受け入れるには、それだけ自分に知識や教養や経験が必要となるのだろう。


私には眉毛とこめかみの間に謎の毛がある。

眉毛にも髪の毛にもなれなかった毛たちを
運毛といって可愛がっている。

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