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彼らがやりたかったことと私(たち)が見たかったこと〜vol.4

私、ポストで90分ってつぶやいたけど100分だったのですね、申し訳ありませんでした。
ほんとにあっという間に楽しい時間が過ぎ去って体感は短いなって思ってました。1幕制だった事もあって、歌舞伎も昼の部夜の部大体3時間くらいだし、約半分、でものうこさ…じゃなくて濃厚さがたまらないわけです。
(今も見てるからねあのすのチュ)

3人で1つのものを作る、それも一からって楽しい時間だったのでしょうね。舞台でずっと笑っているのです。で、深澤さんの真骨頂とも言えるみんなに目配せ気配りのトークタイム。お化け屋敷前の岩本さん宮舘さんとの掛け合い、ジュニアさんたちとの一コマ、優しいお人柄が堪能できました。直前のドラマの役柄そのままに、でも前も言いましたが、気配りと気遣いってベクトルが向かう先が違うと思っていて。唐突だけどアンミカさんも言っている「心配り」、深澤さんの気配りって心配りだなと感じるのです。

だからゴゴキの3人が天使だし、癒やしになる。客席に降りて盛り上げてくれることが多かったけど、ジュニアのみなさんの愛らしさとがむしゃらなところが共存しているのが、カンパニーで育てているといいますか、フレームの中でイジってイジられて、距離感がいい。厳しさを受け止め、向上したいと志願した彼ら。
羽村くん、寺澤くん、松浦くん、
深澤さんの懐の深さの中で程よくコミュニケーション取っているのがなんとも微笑ましい。

今回はSpeciaLの3人がジュニアの中ではお兄さん。注目は林蓮音くん。後追いしたDREAM BOYSのパンフレットに顔写真を見たときは、こんなに小さなときから頑張ってるのね、と思っていました。そんな彼がFINALのときはアクシデントに見舞われてしまい、リハビリを頑張っている様子はブログでも語っていたところ。焦る気持ちを抑えながらも4人の主演舞台もやりとげて、GALAのカンパニーに入ってくれたのがとても嬉しい。岩本さんとアイコンタクトしてたし、センターに来ると締まりましたね、ジュニアの舞が。和田くん、中村くんも顔つきが全然違う、また精悍さが備わってきた。中村浩大くんの声が好きで、4人のアクロバットとダンスをYouTubeで見て、早く新曲を見たいと思ってる。紀伊国屋ホールで活き活きと演じた彼らが、GALAで大きくなってグループパフォーマンスに磨きがかかることを楽しみにしたい。

で、少年たちを経験しているジュニアのメンバー、Jr大賞の台風の目だった阿達くんに竹村くん、渡邉くん、堀口くん。CSではパフォーマンスを見せてくれているようですが、まだ拝見したことがなく、今回初めて踊る姿を見ました。4人もアクロバット、和事、ダンスに挑戦しているけど目がいいですね、思春期特有のひたむきさと純粋さといいますか。あの年代が1番きれいだというのはやはり先代の審美眼。お化け屋敷となぞらえたVVV、ジュニアはスノの曲をやらないって言われて久しいけど、VVVで踊る彼らは世界観を共有できていてとても楽しい演目でした。

思春期に少年から大人に変わる 
道を探していた、ケガレもないままにって。
まさに舞台に上がっているジュニアのみなさんの歩む道が輝いたものになりますように。


On the road 

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