ダンディ


スペースで話した内容がほとんどなんだけど、聞いてない人向けに書きます

今も細々と存在している新宿東南口にある 麻雀ダンディ
かつては中野フォーシーズン、新宿フォーシーズンを含めたフォーシーズングループの頂点として、ピン東の王者でした。

イベントなどはなし、トップ賞なし、ゲーム代500円のみのストロングスタイルでお客さんは溢れていました。

店も汚く、コーヒーなどは黒い絵具を溶かして出してももう少し美味いんじゃないかと思える味、やる気を全く感じさせたいメンバー

しかし居心地はよいという不思議な空間でした、今の麻雀屋ってかわいいウェイトレスがいたり、無料のフードがあったり、カフェみたいな空間のお店もたくさんあります、しかし我々は麻雀打ちに雀荘に行くんですよ卓というリングさえあればラウンドガールもスポットライトも必要ないですよね

Mリーガーなら瀬戸熊プロ、白鳥プロYouTuberの 堀内さん などがダンディグループ出身で有名ですが、Twitterなどでは有名なオラゴンさんやカジノ配信のきみ LIKE A BOSS こと 森君 歌舞伎町やポーカーで有名な保坂さんなどもこのグループの出身です。

仕事中もポーカーやったり、他のチャンスを伺いながら、かつ麻雀には真摯である従業員が多かった印象です。ゲーム代フルバックもその当時は革命的でした

全盛期のダンディは働きたくても、いきなりは働けませんでした、まず二軍的なフォーシーズンで働いて麻雀の実績と新井マネージャーの厳しい審査を通過したメンバーがダンディに呼ばれました。

もちろんそこで負けがこむとフォーシーズン送りになります、ダンディという場で戦うために従業員は必死で麻雀を打っていました。
ダンディは仕事も楽、麻雀も勝てるのでそこに踏みとどまることが彼らには必要だったのです。

堀内さんが麻雀プロを離れて他の世界で成功しているのは、もちろん彼の才能と努力でしかないと思いますが、このダンディで受けた影響も大きかったのではないかと思っています。

従業員同士の馴れ合いもあまりなく、仲が悪い人達はお客さんの前でもバチバチやっていました。

店長と呼ばれる桑高みたいな名前の人が本当に悪い奴でしたが、力でその従業員達を束ねていました。売り上げを誤魔化してそれを他の従業員に還元もしていました。知ってる限り昼番従業員はみんなで協力していました。

自分の知人が何人も店長には詐欺や不義理にあっています、最近は麻雀界にいないのか見かけませんが50%ぐらいは刑務所でもおかしくないと自分は思っています。

そんな環境で仲良く麻雀の話を堀内さんと白鳥プロは話していてそれを見ると、ほっこりした気持ちになったものです。

会話で印象に残っているのが
白鳥プロがその当時全く無名だった堀プロのことを「東風で堀さんには勝てる気しない、明らかな力の差がはっきりわかる」と語ってくれて、友人として嬉しかったのとこいつわかってるなと感じました。

堀内さんは麻雀は少しだめだけど、真面目だし、努力家だなの印象。
最高位戦の村上プロの事の悪口話している時にいつも仏様みたいに優しい堀内さんの顔が般若のようになっていたのが怖かったです

このダンディ名物まっちゃんとカネゴンというメンバーの仲の悪さは名物でもあり、二人が同卓した時の張り詰めた緊張感は何とも言えないものでした。

今もその当時のお客さんも何人は残っています、比較的麻雀も勝ちやすいルールとゲーム大丈夫だと思うので、是非ピン東デビューを考えている方一度覗いてみてはいかがでしょうか?

ダンディの常連でミスターダンディコンテストに応募もしている青木さんの写真を最後に

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