下手2

先日セット中の一場面

麻雀仙人が後ろ見しています、後ろ見されてるのは元マスターズ覇者でもある今里元連盟プロ。

実力はともかくルックスと人柄でプロを辞めた時に残念に思った人もいたはずです。

トン発の南家の先制リーチを受けて北家の今里さんが追っかけリーチ。

結果は南家が1000 2000のツモ上がりでした。

そこで仙人が
「今のリーチはなかったですね」と今里さんに話かけます

当然自分は今里さんのリーチがどんな手牌だったかはわかりません、しかし仙人に
「そうでしたね」と答えた今里さんは少し納得いかないような表情でした。

自分はそれが気になり「どんな形だったのですか?」と普段しないような会話を始めました。

「生牌待ちのリーチ。七対子です」仙人が答えてくれました。

ルールは赤3枚のルール親が789万ぐらいで一つ仕掛けがある状況での七巡目の南家のリーチに同順で追っかけました。

詳しい今里さんの手牌などは見てませんがリーチが普通だと思ったので

「リーチでいいんじゃないですか?」と言うと今里さんはニッコリしてくれました。

この話は麻雀仙人の雀力の話をしたいわけではなく、たとえ内容が違っていても自分と違う選択をしてくれる人はありがたい事だし、その指摘に対しては本気で解答するべきだと思います。

今里さんは大人で優しいのかもしれませんが、そこは

「リーチに決まっるだろ、何年麻雀やってるんだよ」

ぐらい言って欲しかったですね、そこから勉強できて知識が増えるのかセットのいいとこです。

仙人は普段赤6とかで打っているため、チートイのみの追っかけリーチに消極的だったようです。会話から仙人の方も普段とのルールの違いを認識して発言を改めました

そこからじゃ赤4ならどうだろう?親のリーチならどうだろうと話せるのが素晴らしいと思います。

麻雀の選択を下手と言ってもらえるのは自分の麻雀を見つめ直すいい機会だし、その指摘を流さないで向き合ってもらいたいと思います

他人の麻雀の粗探しをするためでなく、自分の雀力向上の為にも是非下手と言ってあげましょう

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