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六甲山全縦走(半走)へ向けて(3)

1週間ぶりに山へ登った。前回は右足の太ももが痙攣して途中でリタイアした。その後1週間、筋肉痛が続いて、継続しないといけないなと強く思った。今回も自宅を出発して栂尾山から始まる須磨アルプス、高取山、菊水山、鍋蓋山、大龍寺を経て布引、新神戸を目指した。

天気が良く、平日ながらハイカーも結構多い。栂尾山からは明石海峡大橋や淡路島方面が見える。馬の背を越えて東山から高取山の間は住宅地を歩く。六甲全山縦走路はいくつか住宅地を通る。須磨浦公園からスタートして高倉山からコンクリートの長い階段をおりると高倉台の住宅地の中を通る。そしてその次がこの東山から高取山の間。何度も歩いているので迷わないが、初めての方は苦労すると思う。

スタートはここから
相変わらずの風景ながら絶景

高取山頂でしばらくの休憩。前回はここからの下り道で右足が気になり出した。今回はそんな予兆もなく下山。高取山からは再び住宅地を歩く。高取山と菊水山との間住宅地は結構距離もあり、更には傾斜のきつい坂道もあるため時間がかかる。鵯越駅の自販機で恒例の水分補給。六甲全山縦走路は水分補給ができる場所が多いので助かる。

自分にとって縦走路の1番の難関は菊水山。とにかく傾斜がきつい。ここを無事越えると、ホッとする。本格的な上り坂の手前に休憩所があり、ベンチに腰掛けてお昼ご飯にする。水分もしっかり補給して登り始める。前回は右足に痙攣が出たが、今回は大丈夫。途中小休止しながら山頂にたどり着く。山頂は涼しい風が吹き抜けて気持ちが良い。

木陰の休憩所 この後の登りがきつい

菊水山を下りる時に右足に異変を感じる。前回と同じく膝のすぐ上が引き攣り始める。屈伸をし、マッサージを何度か行うと症状はしばらくしてなおった。既にエスケープできる岐路は過ぎており、後はこのまま新神戸まで歩くことになる。菊水山を無事下りて鍋蓋山に向かい、久々の天王吊橋を渡る。無理せずに時間をかけてゆっくりと登ることにする。時間はかかったが、なんとか足が痙攣することもなく山頂へ着いた。

天王吊橋

ここからは新神戸まで大した登りもなく、下り道が続くことになる。ところが再度越への登り階段で右足がまた引き攣り出したと思うまもなく、なんとそれまで何もなかった左足の太もも全体が痙攣し出した。すぐに座って左足をさする。引き攣っているようで何をしても痛い。両足に来ているので、しばらく休むことした。

やはり数ヶ月のブランクで筋力が弱っているのだろうと思う。無理せず時間をかけて距離を伸ばす方が良いのだろう。休憩を挟んで再び歩き出す。下り道では足は痙攣することなく、しばらくすると痛みもなくなった。布引滝で小休止した後はそのまま新神戸駅に向かった。当初、三宮まで歩いて阪急オアシスでビールにありつこうとしたが、足のトラブルがあったため、おとなしく帰宅することにした。次回からは念のためサポートタイツを履こうと思う。

布引滝 新神戸から登ってくる人が多い
新神戸の街が見える

距離     18.3 km
消費カロリー 2765 kcal
時間     8時間28分

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