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ザックの修理 〜 オスプレー タロン36

8月末にサンチャゴ巡礼を終え、9月に入って荷物の整理をした。汚れを落としてしばらく使わないものは仕舞い込んだ。サンチャゴで使ったザックはオスプレーのタロンで36Lと結構大きめ。普段の山行には20Lのものを使う。というわけで、タロン36Lは物置に入れたままにしておいた。

先日、ふと熊野古道の記事を目にし、3月に行った中辺路を思い出した。是非また別のルートを歩きたいと思い巡らしていたところ、ザックの破損を思い出した。オスプレーのタロン36にはトレッキングポールを留めておけるトレッキングポールアッタチメントが付いている。これはとても便利。巡礼で目的の町に近づき、宿の位置をスマホで検索する際にいつもトレッキングポールをこのアッタチメントに留めていた。ところが巡礼の終盤で、このアッタチメントが破損してしまった。1ヶ月連続で酷使したためだろうか。

オスプレー タロン36
トレッキングポールアッタチメントが破損してゴムの伸縮が出来ない状態

「しばらく使うことはないだろう」と思っていたが、「ひょっとして使うかも」となって、「これは修理をしないと!」とになり、物置から引っ張り出してきた。どこに修理を依頼したらいいのか、いくらかかるのかを調べるところからスタート。ザックを扱うスポーツ用品店をネット検索しても修理に関してはわからなかった。次にザックの品名で検索すると、その商品を扱う会社の修理に関する問い合わせページに辿り着いた。

ウェブで修理依頼すると、返信で詳細を入力するフォームに案内される。破損したザックの全体と破損部分の写真とともに詳細を入力すると、今度は修理する品を着払いにて送るように案内が来る。ザックを宅配便で送ってから、ほんの数日で修理が終わり返送されてきた。恐らく修理自体が難しい箇所でなかったこともあるのだろうが、それにしても素早い対応には驚いた。しかも一切無料。いくらかの出費は覚悟の上だったので、その対応は有り難かった。

綺麗に梱包されて戻ってきた
修理されたアッタチメント

今は、修理してもらったザックで熊野古道を再訪してみようかなと考えているところだ。


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