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六甲山全縦走(半走)へ向けて(2)

昨日、山行に絶好の日和となり、朝から須磨アルプスへと向かった。8時過ぎに家を出て、妙法寺駅でお昼ご飯を仕入れる。駅前には登山の格好をした人が集まっている。妙法寺駅では登山グループの集合をよく見かける。

駅から栂尾山登山口まで坂道を歩く。前回は5ヶ月ぶりの山行だった。すっかり筋力も衰え、登山を始めた頃の感じに戻っていた。ウォーミングアップのつもりで、栂尾山から横尾山、東山を歩いて降りてきた。今回はもう少し距離を伸ばそうと、やはり栂尾山からスタート。行けるところまで行こうと歩き出す。

300段を超える階段を一気には登れず、休憩をはさむ。体力が落ちていると実感する。栂尾山の山頂で何か音がすると思っていたら女性グループがオカリナを演奏していた。3人で登っている人たちで、山登りに楽器と、休日を満喫している様子。

好天に恵まれ明石海峡大橋がよく見える
馬の背から海を臨む
名勝 馬の背 人が多い

栂尾山を過ぎ、馬の背を超え、東山に辿り着いてしばらく休憩をする。結構な数があるベンチも今日は埋まっている。しばらく前から左の足首が少し痛んでいたので、できるだけ右足で踏ん張って下山する。次は高取山だが、トイレに行くためルートを外れ、一旦妙法寺駅へ戻ってから向かうことにする。

高取山登山口までは住宅街の中を歩く。住宅街にもハイカーが高取山を目指して歩いている。登山口でトレッキングポールを用意して登り始める。相変わらず左の足首は少し痛むが、なんとか山頂までたどり着く。高取山は登る途中には平坦なところも、景色の良いところもないが、山頂の眺めは低山ながら素晴らしい。特に神社からは視界が開ける。休憩するならここだ。

鳥居が並ぶ
神社からの眺めは抜群
高取山の三角点

高取山からの下山道は神社の参道と重なるため、途中までは舗装された道。途中から菊水山に向かう道は山道ながら、整備されているので歩きやすい。高取山を降りると再び住宅街入る。初めて歩いた時は道を間違えないように地図を見ながら歩いたものだ。30分以上かけて、神戸電鉄鵯越(ひよどりごえ)駅に到着。ここからは再度山のあたりまで水分補給ができないので、いつも駅前の自動販売機で飲料水を買う。

菊水山に入り、休憩所に着いたらすでに1時を回っていた。ベンチに腰掛けてお昼ご飯にする。その直前から、右の太ももがぴくぴくと震える。これは痙攣の予兆のようだ。おにぎりを食べて水分補給をしっかりとする。しばらく休んでから登り始める。しばらく階段を登っていると、右足がつり始めた。夜寝ているときにふくらはぎがつる事があるが、太ももがつるのは初めてだ。

右足を前に出す時に痛みがある。痛みを堪えながら少しずつ登る。太ももの前の筋肉と内側の筋肉が痛い。仕方がないので、休憩しながら少しずつ登る事にする。腰を下ろし、右足を揉んでいると、下山してくる女性に声をかけられた。状況を説明すると、「足を触ってもいいですか」と言って、しばらく右足をマッサージしてくれた。思わぬ親切が有り難かった。

何度か休憩をとりながらゆっくりと登ること1時間、ようやく山頂にたどり着く。当初再度山を超え、布引に降りることを考えていたが、無理なようだ。鈴蘭台への舗装されたエスケープルートを降りる事にした。鈴蘭台に降りるときはいつも不調の時。それでも駅に着いたらビールを飲んでリフレッシュすることは忘れない。

菊水山 山頂は風が強かった」

次回はできれば布引まで降りたいものだ。^

駅ビルの喫茶でビールを頼む

距離             15.5km
消費カロリー 2264kcal
時間             7時間46分

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