【お礼の詩】なんかいる/豆ん豆ん/ほかほかの夜【なん歌】
■はじめに
スキやフォローありがとうございます。小説や詩に赤いスキが灯るたび、思考の森をさまよう日日が報われるおもいです。また、ここであなたの紡ぐ素晴らしい言葉を見つけるたび、私の中にもスキが灯ります。
感謝のおもいを込めて、リアクションメッセージを更新いたしました。スキやフォローをしていただけたら、お礼の短歌が表示されます。この記事で読んでいただける三篇の詩はそれらをもとに紡ぎました。
私からのささやかなお礼を受け取っていただければ幸いです。『ほかほかの夜』は少し自己紹介も兼ねています。これからもひたむきに言葉を紡いでいくので、よろしくお願いいたします。
■なんかいる
路傍にごろりうらぶれた
いびつな南瓜なんかいる
ペテルギウスに導かれ
天にも昇る心地さと
オレンジ色の月笑う
夜空でぷかり酔い痴れた
夢見心地のなんかいる
■豆ん豆ん
雲の羽ばたく清い空
曼珠沙華そっと耳澄まし
里山ひびく音を待つ
慈愛に満ちた駒鳥の
黒き嘴ふれたとき
莢がぱちんと弾けとぶ
お外はとっても心地好い
畑で踊る豆ん豆んと
■ほかほかの夜
ラリラリラリラ米ひかる
ほかほかふっくら炊けました
南瓜と小豆いとこ煮に
〈ん〉のつくもので運を呼ぶ
湯船に柚子を浮かべたら
お手玉にして遊んじゃう
大きな夜がこんばんは
お月さま星ぬいぐるみ
こたつでアイス至福だね
おてんとさまのお留守番
夜行性なの生まれつき
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