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微熱さんのブックカフェ

 5月6日微熱さんのブックカフェに行ってきました。その感想をごくごく個人的私的視点でまとめてみました。

 普段はリアルのイベントには出ていかないのですが、なんとなくnoteの方々にはお会いしてみたいな、と思っていて。今回は本の交換ができるし、微熱さん、くまさんにお会いしてみたい、という気持ちが抑えられず、参加してみました。

 微熱さんは、くまさんや、エトさんのnoteで知ってフォローして、ファンでした。スタエフを始められて、そこで渾身の勇気でコメントしたり。フレンドリーでチャーミングな微熱さんに益々ファンになりという感じです。
 なんとなくこのブックカフェ、本好きな人がたくさん本を持ってきてくれそうだな、と思ってました。参加者の方のnoteを拝見すると皆さま文章がとても素敵だったので。どんな本が集まるのか楽しみだった。

 参加することを決めたけれど、ふわっと参加してもきっと、私は一瞬でそそくさと帰ってしまうな、と思ったので、準備のお手伝いと、微熱さんからの声がけもあり、ワークショップに手を挙げてみた。結果これは正解だった気がする。結果、思ったより長くあの場に居ることができた。

あやしもさんのブックエンドが素敵でした
朝集まっていた本たち。折り紙の本についていたうさぎのPOPが可愛い

 「初めまして」のところが一番緊張するだろうな、と思いながら黙々と会場に向かったら30分以上早くついたけれど、周辺を散策して気を紛らわす。すごい都会だけれど公園やお寺、スーパー、花屋さんとかがあって思ったより生活感があるところだった。

 廊下での初めまして。微熱さん、ねむいねこさん、くまさん、あやしもさん。スタエフで微熱さんの声とくまさんの声を知っていたので、なんとなく初めましてだけれど、安心感。声を知ってるって、結構大きいなぁ。
 みなさん大荷物で、私、準備のお手伝いとはいえ、何も考えずに来てしまったのでは、、とドキドキ。
 部屋に入って、改めまして初めまして。にわかに緊張。すぐに仕事を振ってもらえたので、挙動不審にならずに済んだかも。役割があるって素晴らしい。
 皆様素敵な方で、テキパキいろんなことを考えて準備してきたものを出されたり。私、気が利かなくて、、と少し自己嫌悪。
 本を並べながら、これ読みたいなぁ、あれも、と思いながら準備の役得で先に見てるだけなので、本を選ぶのはワークショップ後にしよう、と選ぶモードは封印。役に立ったのかしら、私。

 あっという間に開店して、どんどん人が来た。微熱さんってすごいなぁ、微熱さんを中心とした優しい世界が広がっている、としみじみ感じた。そしてみんな素敵な人、素敵な家族。

 あっという間にワークショップの時間。くまさんがお隣の席をすすめてくださって、安心した。藤のバッグとかは好きで良く見ているけど、実際扱うのは初めて。お湯につけて柔らかくしてから編む。知らなかった。

ベースはくまさんが編んでくれてました

 編みながら、本当に自分の不器用さにうんざりし、へこたれそうになりながらなんとか。
 周りを見るとみんな素敵な作品を作っていて、私だけ不器用丸出しかー、と思いながら編む。ほのパパさんかなこさん如月桃子さんみなさま集中して黙々と編まれており、きっちり順調に編まれている感じ。

 ワークショップ中も人がひっきりなしに来てあっという間にほぼ満員。微熱さんと話したり、黙々と本を読む人もいたりと、みんなこの場で各々自分の好きなことをしている感じがしてとても良かった。みんなにとって安心できる場みたいなものが出来上がっていた。

 途中、帰る方もいらっしゃって、微熱さんが明るくその人に「またね!」と声がけしていて、「あ、微熱さんの生またね!が聞けた」と声に出てしまった。あの「またね!」が明るくて、また次があると信じられる感じのトーンが好きなのです。

 時々よそ見もしつつ、なんとか藤コースター完成。コースターのつもりが中途半端に大きいものに。。うむむ。他の皆様の作品はすごく素敵。ほのパパさんはお手本のようにキレイに詰めて編まれていた。かなこさんの作品も綺麗な円になっていて器用な感じ。如月桃子さんの立体のはすごくかわいい。

一番大きくなってしまったのが私の作ったもの。

 不器用丸出しだな、と思っていたけれど、後日のくまさんのスタエフで、あぁこういう作品も今の自分にしか作れないものなんだなぁ、と救われる。不器用丸出しでも毎日見ているとなんとなく愛着も湧いた。参加してよかった。

 ワークショップが終わり、本のコーナーへ。「星の王子様」があって、これは手元に置いておきたいな、と思い、いただいてきました。子供の頃に持っていたのですが、いつのまにかなくなっていたので。
 うわばみの中の象の絵。これが記憶の中にしっかりあって、伝わらない、っていう局面の時に思い出したりします。またこの本に再会できるとは。

 私が持って行った本は別記事にしましたが、遠藤周作の「深い河」は誰も持って帰ってくれないんじゃないかな、、なんて当初から思ってはいました。やはり遠藤周作は今はちょっと知っている人も少ないかな。知っていてもやはり「沈黙」「海と毒薬」かなぁ、と。
 この段階では、私の本は全部残っていました。それを横目で見つつも、皆川明さんの本は面白そうだな、とか、「スナックキヅツキ」はドラマ見て良かったが、流石にこの本はもうないな、とか。「岩田さん」もほぼ日で気になったけど、やはりもうないなとか。
 みんなお焼きを食べたり、コーヒーを飲んだり、本を黙々と読んでいたり、それぞれ自由だな。

 最初想定していた3時間も近づき、体力的にもそろそろお暇しなければ、と思っていると、微熱さんが話しかけてくださって。  
 微熱さんは気配りの人で、タイミングを見計らって、参加者一人一人にお声がけされていて、それがとても自然ですごいな、と見ていたので、いよいよ私の番で緊張。
 いくつか質問してくださって、それに応えるのに精一杯でした。
 おやきとコーヒーを勧めていただいたのだけど、昨今あまり食べれなくて、ということもあり、コーヒーも飲まないので、お断りしてしまった。すいません。
 帰りも玄関まで見送ってくださって、感動。もっといれたら良かったのになぁ、と思いながらサヨナラ。

 あぁ、サヨナラしちゃった、と思いながら帰路につく。私の本たちも誰かのところに旅立ってくれるといいなぁ。

 その後、noteで微熱さんの夫さんが遠藤周作がお好きと聞いて、びっくり。お若いのにご存じで嬉しかった。「深い河」も読んでいただけるようでホッとしました。どんな風に思われるのか、知りたい気もします。
 自分が読んだ本を他の人がどのように読み、何を感じるのか、知りたいな、と思いました。無理になにかに書いたりする必要はないと思いますが、どこかですれ違えたら嬉しいです。

なんだかまとまらないままに書いてしまい、とても長くなってしまった。読みにくくてすいません。
 ブックカフェ緊張したけど、楽しかったよ、また次も参加したいよ、次はもう少し私がこなれてるといいな。

 微熱さんは、スタエフ、noteのまま、ひまわりのように、スッと背が高くて、明るい笑顔で全方位に気遣いする方でした。若いのにしっかりしててすごいなぁ、と。こんな風に人を幸せに、そして自分も幸せにできる人って素敵だな、と思いました。知り合えたことに感謝です。

 くまさん、くまさんも、声の通り、noteの通りの方でした。
柔らかい包み込むような感じの方だな、と思いました。ワークショップもとても分かりやすく、普段から人を助けたりすることや目配りが自然にできる方なんだな、と思いました。
 次はもっと本のお話とかしたいです。手に取る本が似ていて嬉しいです。

 インターネットの大海の中で、素敵なたち人に実際に出会えて感謝の1日でした。

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