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噺家の手ぬぐいチャンネル 神田真紅改め三代目松林伯知


落語協会の御披露目が国立演芸場は残っていますが連日満員御礼でひとまず幕を閉じましたぁ〜。そしてこの五月からは落語芸術協会の御披露目が新宿末廣亭ではじまり、連日盛況みたいです。

ちょっと紹介順番が間違って(すみません^^;)今日になってしまいました。神田紅先生門下三代目松林伯知さん手ぬぐいです。

「学生の頃より幕末明治史の研究をしていたのですが『松林伯知』の名は資料で必ず見かけており、憧れの名前でした。今回昇進にあたり二代目のご遺族にお許しをいただき襲名の運びとなりました」(本人)

ねこぉ〜、ナマズぅ〜!!
デザインは大学時代入っていた狂言研究会の同期のデザイナーさん。

「松林伯知は『猫遊軒(みゅうゆうけん)』という亭号も持っております。そこで実家のネコのメイくんをモデルに医師でもある従妹が描いてくれました。また実家が先祖代々、弁財天のお社を守っている家なので、弁財天の御使いのナマズを琵琶の代わりに持ち替えた形に描いてもらいました」

弁天様の芸道上達、茨城県出身なので地震災難除けのナマズ、ご利益沢山の手ぬぐいになりました!!

「憧れの名跡かつ、神田の一門のうちの新作の名門松林派を60年振りに復興させることになりましたので、とにかくのちに残る人気の新作を創っていき、なんでも講談にする・新旧なんでもこいの伯知と呼ばれた初代、天才と謳われた二代目に続いて、世間から『こいつ変わってるな、面白いな』と思われ愛される三代目になれたらとにかく思います」

と、熱く語ってくれた伯知さんは原稿書きや資料集めで国会図書館などに出没しているそうですが、普段はスッピンぼさぼさの姿でヨロヨロしているので見かけても声を掛けずにそっとしておいてもらいたいそうです(笑)。

詳しい御披露目情報は落語芸術協会のホームページまで。ではガンバって〜!!
 

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