いい学校 悪い学校を見分ける方法

学校には大小さまざまな問題が起こります。あれだけ子どもがたくさんいれば問題が起こるのは当たり前です。問題が起こること自体は当然であり、悪いことではありません。

大事なのは、問題が起こった時にどう対応するかです。そして問題が起こった時の対応で、そこがいい学校か悪い学校か判断できます。

自分の子どもが学校でトラブルに巻き込まれた時に、校長や担任に「授業を見たい」と言ってみてください。

ここでなんだかんだ言って断ってきたら悪い学校です。授業を見せてくれたらいい学校です。

基本的に学校は授業参観以外には授業を見せないですが、トラブルが起こった時は別です。

授業を見せたくないというのは何かやましいことがあるか、授業や指導に自信がないということです。

逆に言えば、何かトラブルが起きても授業が見せられるということは、教員が自信をもって学級経営をしていることの表れです。

人は隠されると何かあるのではないかと疑います。隠さずに見せればそれだけで納得することが多いです。

公立学校の教員は公務員なので、なるべく物事を隠そうとする傾向があります。教育公務員は守秘義務があるので、致し方ないことではあります。

ただ、自分の教員としての力量のなさゆえに隠そうとすることも多いです。授業参観を嫌がったり、教室に外部の人が来るのを過度に嫌がったりする教員は要注意だと思います。

こういった自信のない教員は「外部の人が入ってくると子どもが集中できない」とか「一人の保護者だけに授業を見せるのは不平等だから無理だ」とか「学校の決まりで授業参観以外は授業を見せられない」とか、見せない言い訳のバリエーションは多数持ち合わせています。

自信のある教員はむしろ見せたがることが多いです。露骨に見せたがるのは嫌味なので、さりげなくそうしますが。

このようなことから、自分の子どもが学校で何かトラブルに巻き込まれたら、子どもは嫌がるかもしれませんが、一日学校の様子を見させてもらえるよう学校にお願いしようと思っています。

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