見出し画像

子どもは誰が好きなのかということ

こちらの記事が面白くって、それに触発されて自分も子どもたちに誰が何番目に好きかということを聞いてみるということをしてみた。

娘が小さい頃は「誰が一番好き?」と聞くこともあったが、最近は全然していない。どんな結果になるかドキドキしつつやってみた。

まずは5歳の娘である。
「◯◯ちゃんが一番好きな人って誰?」と単刀直入に問うてみた。
すると娘は迷わず「あいちゃん(従姉)」と答えた。一歳上の従姉のあいちゃんにはよく遊んでもらっている。

毎週のように妻の実家に行くのであるが、あいちゃんも妻の実家に遊びに来ていることが多いので、遭遇率が高くまるで仲良し姉妹のような親しみ具合いである。

確かに最近の一番はあいちゃんだなと納得の結果だった。

そして「二番目に好きなのは?」と聞くと「おじいちゃんとおばあちゃん!」と答えた。
妻の父と母のことである。これも毎週のように実家に連れて行っていて、かわいがってもらっていることが要因であろう。

さらに「三番目は」と聞くと「あいちゃん(従姉)のママ!」とのことだった。

おかしい。ここまで父と母はランクインしていない。どういうことだろうか。

ここで思いついたのは、娘にとって父と母は言わずもがな好きなので、ランキングには入れていないということではないかということである。
娘にとって父と母が好きなのは「当たり前のことでしょ」という感じなのかもしれない。

そこでさらに「四番目は?」と聞くと「うーん、ママ」、「五番目は?」と言うと「えーと、パパ」という答えであった。

ここで私の「父と母は別格」仮説が脆くも崩れ去った。

ちょっとがっかりしつつも、妻の実家には育児に協力してもらうことが多く、そこに関わる人が好きだということは娘にとっていいことだなとも思い、安心した気持ちにもなった。

パパとしては、五番目ならまあ悪くはない。


さらに、もうすぐ3歳の息子にも同じことを聞いてみた。「◯◯くんが一番好きなの誰?」と聞くとここは迷わず「ママ!」と答えた。息子は小さい頃から一貫してママにべったりなのでこれは頷ける結果である。

「じゃあ二番目は?」と言うと「うーん、ドングリかな?」との返事だった。うちの息子はいつ頃からかドングリに執着している。とはいえドングリは人ではない。
ドングリ、まさかの2位にランクインである。

そして三番目は「うーん、リスかな?」、四番目は「チップとデール(ディズニーのキャラクターであるリスの名前)かな?」ということだった。息子はドングリが好きになって以来、やけにリスに親しみを感じている。
だからこそのこの結果なのであろう。

そのあとは四番目「ねえね(お姉ちゃん、5歳の娘)」、五番目「のりこ先生(保育園の先生)」、六番目「ゆっくん(保育園の同級生)」と続いた。

たまらず「パパはどうなの?」と聞いてみると「うーん、普通かな?」との答えだった。

普通なのか…
私は平日の夕方から寝るまでは子どもの世話を見ているので、それほど存在感が薄い父親ではないと思っている。
むしろ平日の家にいる時間は、父である私といる時間が子どもたちにとっては一番長い。
それでも普通。

まあでも「嫌い」とは言われなかっただけマシだ。どう言われても自分にとって二人の子どもは、大好きな人ランキング1位である。
それは今後ともずっと変わらないので、これからも前向きに子育てを頑張っていきたいと思っている。

この記事が参加している募集

子どもに教えられたこと

子どもの成長記録

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?