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【KBSドイツ紀行:7日目】ドイツ三都物語

昨日から松本&ヨッシーチームはハイデルベルクに行っているので、今日も私は単独行動。
事前に調べて、行ってみたい文具店があったのでICEで約1時間30分ほどのところにあるエアフルトに足を伸ばしました。
今回のICEは一人旅なのでちょっと贅沢をして一等車の指定席にしてみました。
駅に着き、ICEに乗り込むと私の席に見知らぬ男性が座っていました。
座席表を確認してみても12号車の131番は私の席なのですが、その男性もここは自分の席だと言い張り埒が明かないしコチラも譲れないのでチケットを見せてもらったら、この方が席を間違えてました。
あなたの席は11号車の131番です。そしてここは12号車ですよと諭すと、「多分君の言っていることが正しい」と渋々席を立ちました。。。

ドイツの鉄道は座席指定している乗客がいる場合は、シートか棚のところに座席指定されている駅と駅の名前が表示されています。
指定席券を持ってない場合はこの表示がない席か、座席指定されていない区間に座ることができます。
日本の新幹線のように車両毎に指定席専用車両と自由席専用車両に区別はされていないようです

一等車は1×2列のゆったりとしたシートで、旅行者よりもパソコンを開き仕事をしているビジネスマンがとても多かったです。

1×2列のゆったりシートでフットレストが装備されています
食堂車からオーダを取りに来てくれるコーヒーは紙コップではなく陶器製

日本の新幹線は食堂車が今はもうありませんが、ドイツ鉄道では健在です。 安くはないし、特筆するほどの美味しさも求める事はできませんが、旅の情緒があって良いですよね。

食堂車のメニュー
食堂車

エアフルトは人口約21万人で第二次世界大戦の戦火をまぬかれた旧市街には中世から近代にいたる各時代の荘厳な建築物が林立し「建築物の博物館」と評される街でニュルンベルクから北に130kmなので神戸から岡山市内に行くぐらいの感覚でしょうか。
気になっていた文具店を3軒回りましたが、一軒は見当たらず、もう一軒は求めていたジャンルの文具は扱っていませんでした。
本命の一軒は2本しか買うことができませんでしたが、個人的に欲しいと思っていたペンが手に入り満足です。

3軒まわってもまだ時間が十分にあったので土曜日に訪れたものの営業時間を過ぎていたため中に入ることができなかったヴュルツブルクの文具店にもう一度行ってみることにしました。
ロマンチック街道の起点として知られるヴュルツブルクはエアフルトから直線距離で100kmですが、実際はICEでバンベルクまで行き、在来線に乗り換えるので移動距離としては200kmほどになります。

Würzburg Hbf(ヴュルツブルク中央駅)

ヴュルツブルクの狙っていた文具店は今までドイツでまわった文具店と異なりどことなく日本の古くからある文具店のような佇まいでした。
ここでも、探していた文具を見つけることができたので再訪問して正解でした。
この店ではあまり英語が通じず、ドイツ語をポケトークを使って会話をしました。
この旅行で初めてポケトークが大活躍してくれ、陳列されていなかった古いペンを出してもらうことができました。

すでに330km移動していますが、まだホテルに戻るには早いのでMünchenまで行くことに。
折角ドイツに来たので木曜日の祝日に休業していたmanüfactumに再度行ってみました。

明日は朝早くに出発するので、今日が実質的にドイツ滞在の最終日なので後悔のないようにと欲張ってErfrut-Würzburg-München-Nürnbergと1日で750kmの移動となりました。交通費を考えるととても採算の取れるようなものはありませんが、文具店巡りそのものが趣味のようなものなので楽しんで移動をすることができました。
いよいよ明日は帰国の途につきます。

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