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【今週も何とか生き抜いた】vol.14

(4/1〜4/7)

お花見最適解を求めて

Mon.

嘘だろもう4月とか。
毎月、月初めに「嘘だろ」と思うけど、一年の中で最も「嘘だろ」が強いのは4月だと思う。
第2位は12月。第3位は10月。辛いね。人生あっという間だ。

「嘘だろ」1位の4月は、毎年飽きもせず「今年の花見はどこに…」と毎日毎日考えている。
日本人てホント桜が大好きだよなぁ。
「この先10年しか生きられない」と突然言われるのと、「あと10回しか花見に行けない」と言われるのでは、明らかに花見ラスト10回の方が辛過ぎる。
人生あっという間だ。こうしちゃいられない。

さて今年はどうしようかな。

The.

友達となんてことない会話をしていても、まぁ、概ね楽しいんだけどたまにすごく違和感に襲われることがあって、何故そんなことが起こるんだろうということを、長い間うっすら考えている。
例えばですよ。
家でラーメン作って食べたら中々美味しかったという話の相槌に、相手から美味しいラーメン屋さん行った話されちゃうみたいなことですよ。
あら!これ中々上手い例えなのでは!

なんか、会話のリズムを狂わされたり、こちらの意図をすごく矮小化されたりするんだよ。でも本人には悪気はないし、むしろ会話を広げようとしてのリアクションだと思うので、私はどうすることも出来ず違和感だけが蓄積されて行く。
みんなそういうことないのかな?
あっても上手くやりすごせているのかな?

Thu.

朗報だ〜!
遂に大谷翔平がドジャースでホームラン打ったぞー!めでたーい!
アメリカでの大谷翔平人気、実際のところどうなの?っていうのは何となーくいつも気になりながら、ひっそりと大谷翔平応援してます。
大谷翔平はとにかくすごいんだけど、こんなにも惹かれるのは野球はもちろんだけど、あの立ち振る舞いよね。どうしたらあんなに自信に満ちた、それでいて礼儀正しく尚且つチャーミングに振舞えるんだろう。
本人はすごくマイペースみたいなんだけど、結局そういうところなのかな。いい意味で空気読まないから佇まいや振る舞いが「大谷翔平」でいられるってことなのかな。

デイリースポーツさんよりお借りした

まぁ、とにかく。
先日、ビヨンセが新作アルバムのプロモで来日してたけど。
ビヨンセが東京に来たら桜が咲いて
大谷がホームラン打ったら東京の桜が満開
ってことでいいかな2024年、東京の春。

大谷ホームランのニュースをツイッターで追っていたら、なんとオプラ・ウィンフリーもプライベートで日本の桜を見に旅行してるっていう投稿を見かけた。
オプラというと、いつも「日本ではそうでもないけど、アメリカでのオプラの人気や影響力はすさまじく、オプラが買ったという理由でベストセラーになるものがいくつもある」みたいなの聞くんですけど、それって日本で例えたら黒柳徹子あたり?
っていうくだりを毎回頭の中でやっていて我ながら疲れる。
あとね、私はマイケル・ジャクソンおばさんなので、かつてオプラがめっちゃ失礼な質問ばかりしてたマイケルへのインタビューのことは忘れてないからな!とも思っています。

Fri.

ランチはいつもマイ弁当派なんだけど、たまの金曜日に外食することもある。
私が勤めているのは東京の千代田区神田という所なんだけど、そんな訳でカレーのお店が山ほどある。色んなタイプのカレーが食べれるのステキだし有難い。
本日は初めて行くお店。
ずーっと客席が満席だった。人気のあるお店なんだろうな。

豆カレーとマトンカレーと愉快な仲間たちプレート(適当

私の勤務先である神田は今ではすっかりカレーの街ってことになっているが、何故そうなったかと言えばそもそも神田が古書店の街だからだ。
古書店の街であり、学生街であり、出版社が点在している街だからだ(そしてもちろんそれは江戸時代の町割りから続く土地の記憶や性格が背景にあるわけで)。
街の成り立ちって本当に面白いよね。
上記の理由で実は老舗の中華料理屋もいつくか存在している。これはどうも神田・御茶ノ水周辺の大学に中学からの留学生が多く学んでいたから、らしい。20世紀初頭、中国に日本留学ブームがあったのだそう。
ちょっとググッたらその時の留学学生は梁啓超、孫文、陳独秀、周恩来、蒋介石、魯迅、というさすがの私でも知っているすごいメンバー。

さらには神田には淡路町というエリアがあって、ここは第二次世界大戦中に奇跡的に東京の空襲に遭わなかった土地なんですって。
なので戦前の雰囲気や空気感のある建物が未だに残っていたりする。

もう何年も通ってますが(中々探検しきれていないが)面白い街だわ、神田界隈。

Weekend.

寸暇を惜しんで花見活動。
まず目黒川沿いの桜を見に行った。
すごい人だった。
去年よりすごいのでは?

川べりの手すりの上に連なっているピンクの広告提灯群。これさえなければ結構な景観なのに、、、でも広告費ガッポガッポなんだろうな〜

川沿いのお酒やスナックを売ってるんお店はどこもすごい人だかりで、うっかりツイッター見たら中目のスタバが3時間待ちだとか。
えーなにそれ、となって早々退散。

で、千鳥ヶ淵へ移動。
千鳥ヶ淵もすごい人だったけど、客層が年齢層高めなので安定感ある。外国人は遥かにこちらの方が多いにしても。
と思ってほくほく遊歩道を行くも桜の木々の老齢化からか、枝っぷりが少々寂しくなってしまった気がする2024年スプリング。結構カットされた枝があるなという印象。

このお堀の水面に桜が写るのがいいんだよね〜

なんかもっと「桜のトンネル」感に溢れてた気がするんだよな〜。
でも満開ではあるので桜はとても美しい。
夕方6時からライトアップ。
この色での灯りはなんかちょっとインチキした気になるけど、、まぁ綺麗なので善しとしちゃう。

朝も昼も夜もいい。毎年ありがとう千鳥ヶ淵
千鳥ヶ淵の桜の咲き方は「凄まじい」と形容するのがぴったりなのよ

翌日は何てことのないお弁当を作って地元の川べりにある桜の木を愛でに行く。
大きな大きな桜の木の下に、シートを広げて冷えたビールを開ける。
空のブルーと桜のピンクを思い切り吸い込んでおにぎりを頬張る。
もうここが天国ってことでいいんじゃないか。

年々「今年も咲いてくれてありがとう」の気持ち強まる
空の色、桜の花の色、桜の木の枝の色
この完璧な色のバランス!
ずーっと目を合わせていたい
素晴らし過ぎてほんの一瞬、一瞬だけ
見てはいけないような気持ちになるんだけど、その感じが天国感を醸し出してるんだろうか

今年も桜を見てその美しさにため息をつくことが出来た。
ありがたいねえ。
私はあと何回こんなふうに桜を見ることが出来るのだろう。

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