ルネスギラム
爪切りすぎた ルネスギラムは
ついにふ抜けて おどろいた
空気を飲むと 空気が減る
ゆらゆらしててよかろうか
笑うとしても 泣くとしても
水に木枯し がんぜない
鬼さんどうぞ 手のなる方へ
共にやさしくなりましょう
山一切の 風がお守り
傷あることは 当たり前
清く流れる 痛みと共に
ゆらゆらしてていいでしょう
朝日にららら らららおかわり
本当好きだよ 大好きさ
みんなにふふふ ふふふが走る
幸せそうは幸せさ
* * *
🍀(注釈)
ルネスギラムとは
山賊であり発明家でもあった青年ルネ・スギラムは、古代スギラム市国へ下りて教師ハネ・ハギラムから学ぶうちに合理的税制改革を提唱し、消費税に似た仕組みの法整備をすすめた。ルネは政治功績が認められて副宰相となり、当時の新国王に代わって紀元前1025年に新スギラム建国を果たしたが、王族派はわずか一年でルネの友人バノ・スギラムが率いる軍閥に大敗してしまい、ピータモリス半島への一斉流刑に処された。その後、ルネは流刑地の島民へ茶豆の栽培法を教えたとされ、現在も当地の隠れ里では毎年12月になるとルネスギラム祭が行われている。
しかし世界史的にも言語的にも彼らが認知される根拠は、なぜかぼくの空想上にしか存在しない。
どこかの小島に伝わる子守歌が、こうして生まれましたとさ。
ラブあんどピース😂👍
とにかく楽しく書けました(笑)
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