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記憶そのまま過去の自分に戻ったりするストーリーのメディアコンテンツってずっと人気あるよね

皆さんは「人生やり直したい」「あの時こうしていれば…」と過去について考え、後悔するタイプだろうか。

私は意外と(家族にネガティブと言われる割には)あまり過去を気にしない方だ。まぁ、あの時のあいつは許さないから早めにお亡くなりになれとは思ったらはするけど、あの時こうすれば、とはあまり考えたりしない。

母は以前流行ったドラマ、ブラッシュアップライフにどハマりした。「私もやり直せたらこうして…とか思っちゃうのよねぇ」と。

こんなことを言うと夢も希望もないけれど、私達は過去には絶対に戻れないし、ついでに異世界に転生もできない。ましてや今の記憶そのまま、都合よく自分だけうまく立ち回れるなんてできない。

「分かってるよ!でもそう思いたくなるくらい悔しかったり、後悔してることってあるじゃん!もっといい人生送れてたんじゃないかって思うし!」

と思うのも分かるが、私は変えられる可能性ほぼ0の過去を考えるより、今後どうしたら人生は良くなるのか考えて生きた方が絶対有意義だし、未来とまで言わなくても、今の選択を良いものにしていけば変わっていけるだろう、派なのだ。(なんか偉そうだなこいつ)

というのも、私は過去の所謂しくじりとか失敗とか黒歴史が山のようにあるのだ。
中学生くらいの頃、やり直せたら…と考えた事もあるが(まず幼稚園と私の相性悪すぎるから行くのを辞めて…どうやって?じゃあ、幼稚園で仲間を作っていじめっ子対策を…いやでも先生が周囲をみてないし、いじめっ子たちの家庭環境に同情し激甘だから無理だな。じゃあ小学校…うーん、体育とかまた最初っからやるのか、嫌だな。ってか結局、面倒になって同じ行動して大して変わらない人生になるんじゃね?)
となり、そこから考えても馬鹿馬鹿しいな、となってしまった。

でも、それが人の生死に関わることなら分かる。あの時声をかけていたらとか、車に乗るのを止めてたらとか、もう少し早く病院に着いたらとか。そういう人なら悩んでしまうのも分かる。

でも母に「なにをやり直したいの?」と聞くと、
「学校選びでしょ、あとバイト先、進学、仕事…」と全く生死には関係していないことなのである。母は今月63歳になる。おめでとう。そして日本女性の平均寿命は2022年では87.09歳。その歳まで生きたとしてあと24.09年しかない。だからもう過去なんて考えなくてよくない?



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