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Juvenile最高って話


今回の旅行でJuvenileと出会ったのは2回目です。ライブ観覧まで入れると3回目。本当に足が震えました。しかし嬉しいだけでなく、胸から込み上げる別の気持ちがあり備忘録として、自分自身のためにまとめたいと思います。

まず20年近く前、HOTBOYSのGuerrilla WarfareというCDを「なんじゃこのドギツイジャケは!!?」と衝撃を受けて恐る恐る購入したのが全ての始まり。
迷彩のバンダナをした少年?いやいやおっさんだろ?それすら不明の4人のドギツイ顔面ドアップに謎のギラギラ感。禍々しいという言葉はこのためにあるのではという感じです。
しかしこれこそがJuvenile,B.G.,Lil Wayen,Turkの伝説の4人組のCDだったんですね。よくあれをチョイスしたな当時の俺(笑)
当時はbmrやウーフィン、ローマガ等のあらゆる媒体がサウスがやべぇ!と書かれまくっていた頃でアーティスト名も良くわからない中、一番臭そうなジャケを選んで買ったわけです。どんなもんかと興味がありまして。
これがもう私の感性を根底からひっくり覆す内容で、これ以降サウス沼にズボズボハマるきっかけになりました。We on fire,I need a hot girl等ヒット曲収録もあり、激アゲバウンス祭りの本当に最高のCDでした。
それまでは西海岸のどちらかというとスムースなラップばっかり聞いていたのであの出会いがなければマジで違う人生歩んでいた可能性ありですよ(笑)

テキサス片田舎のクラブでのライブ

そんな20年前のあの初期衝動を思い出す経験が去年テキサスの片田舎で行われたJuvenileのライブ!Back That Azz Upをはじめとしたキャッシュマネークラシック連続の圧巻のライブパフォーマンス!!!本当に涙が出た、、、すげぇぇ。本物だ。。。。
そう、あれだけ聞いた音源が音源でない。目の前で本人が歌っている。しかも音源と全然かわならいどでかくイカツイ声!いやそれ以上だ。これは生なんだ。この時の衝撃たるや。観客全員その気持ちだったと思う。またクラブの規模も海外によくある大きなバーを貸し切ってやるタイプのため距離がめちゃくちゃ近い。そこだそこにジュビがいる!!手を伸ばせば届く、声を出せば届く。圧巻の1時間強のライブが終わり、声をかけようと距離を詰めた。するとジュビは鬼マッチョなSPに囲まれ裏口へ。おおおジュビィィィ。。。。いずこへ。。。
記憶がないがすぐに私はダッシュで裏口に周り、SPと談笑し帰宅前の車待機のジュビに突撃をカマしてしまっていた。
「アイムフロムジャパン!アイラブユージュビ!!」X 20回くらい
そう、今思うとだいぶ「キモい」やつになっていた(笑)
しかしジュビレベルのアーティストになるとファンサービス心得てます。SPが気持ち悪いから近づくなというのを制止し、話しかけ写真を撮ってくれました。しかも色々なんか喋ってくれて好意的。私も小学生レベルの英語で気持ちを伝える。
俺はかましたぜ。そんな高揚感に包まれる。

しかしジュビが去った後に二人で撮った写真を見て、今まで感じたことのない虚無感を感じた。

「あれ、なんだこの俺の不細工なニヤけずら。見返したくないくらいひどい顔のアジア人がそこに。。。しかもジュビは俺の名前など絶対覚えてないだろう。数多くのファンのうちの一人でしかないのではないか。」

んんんんん。なんか違うぞ。これではダメだ。

「次に会う時は俺は価値のある何者かでなければならない。」そう心に刻んだ。そうかなり強く心に刻んだ、はず。


2回目のジュビとの遭遇は今年のJuve TuesdayというNOLAのフッド開催のイベント。。。。
こちらも前回同様どでかいバーを貸切タイプでみんな距離が近い。そしてフッドあるあるなのかみんな知り合いみたいなアットホーム感。しかしフッドなので治安悪い人多すぎ。20分に1回くらいブラザーに声をかけられるのですがそのうちの1回血気盛んなGに絡まれました。ドレッド、タトゥー率高すぎて一般人とGの区別がつかない。見た目がいかついが陽気なエディマーフィーだらけである。
そのGにはなんか無表情でガーーぅと喋りかけられ他の人同様アイムフロムジャパンみたいなカタコトで喋ってたんですがどうやら違ったようです。
「てめぇさっきから何見てんだよ、○すぞ。俺はクレイジー○ガだ!!」と叫ばれました。おお怖っ。ソーリソーリーと言い距離をあけました。あきらかに目が違う方が多いのでフッドは気をつけましょう。

とそんな話は置いといて会場があったまってきた11時前頃ジュビ登場!!!去年と違い地元ノリで会場にいる全員にワッツぁーって声かけてます。
そう、またジュビと喋るタイミングが着た!もう去年の俺と違う、落ち着いて話そう。と心を整えていた矢先、ジュビからワッツぁー!?と来た!
うぉおおお相手から先に声かけられちった、テンパった俺は気がつくと去年と同じ技を繰り出してしまった。
「アイムフロムジャパン!アイラブユージュビ!!」X 20回
やってしまった。オケーオケーと記念撮影してくれました。そしてジュビは次の仲間に声をかけに去っていきました。
なぜか私の脳内では「Rodeo」が流れました。。。。切ない



数分後我に帰り、先ほど撮った写真を見ると去年と同じニヤけずらの気持ちの悪いアジア人が写ってました笑

ぬおー!!!!あかんあかんあかん!!!来年こそリベンジや!!!去年は0から1への大いなる一歩かもしれんが今年は0.1mmも進捗しとらん!!あのやり取りでわかるだろ!やっぱジュビは覚えておらん!
去年は虚無感だったが、今年は自分への強い怒りに変わりました。
この気持ちを忘れないように絶対に英語の勉強、仕事の話ができるの2点を完璧にします。
今のレベルでアメリカ行ってももう意味がない。俺はやる。今度こそ。

I Got That Fire !!!!!!!!!!!!


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