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映画「怪物」についてここまで考えた

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この映画は観終わっても何が何だかわからないと言う人がいる。 私も足りないピースを連日考えたのでまとめました。 星川家のパートまで二次創作で考えてしまいました。 これは映画を観て「… もっと読む
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映画怪物の
ミナトとヨリは帰らなかったバージョンも書きました。
はっきりいって子ども二人で
普通の世界から逃げきるとは考えられませんが

そして途中で補導されたとしても
確実にヨリには救いが無く
ミナトも学校でいじめにあうので
ここで映画が終わって良かったと思いました…

映画「怪物」感想では無くて推測による創作1

映画「怪物」感想では無くて推測による創作1

映画をただ、観たまんま楽しみたい普通の人達にとっては「わけがわからない映画」だったと思います。「マジカル・ガール」よりもはっきり言って観る人達に謎の部分を残したまま映画は唐突に終わった。
書いても仕方が無いし多分そんな事は脚本家にとっては余計な事だろう。

が、映画にあった台詞や場面をヒントに物語を考えてみた。

 伏見真木子(小学校校長)の身に起きた事長男夫婦には可愛い子供(仮にシュウとする)が

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映画「怪物」感想では無くて推測による創作2

映画「怪物」感想では無くて推測による創作2

映画をただ、観たまんま楽しみたい普通の人達にとっては「わけがわからない映画」だったと思います。「マジカル・ガール」よりもはっきり言って観る人達に謎の部分を残したまま映画は唐突に終わった。
書いても仕方が無いし多分そんな事は脚本家にとっては余計な事だろう。

物語を考えてみた。

 あの日麦野湊の母親麦野早織の身に起こった事
【ふたりが帰らなかった場合】

トンネルの電車はもぬけの殻だった。周りも元

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映画「怪物」感想では無くて推測による創作3

映画「怪物」感想では無くて推測による創作3

映画をただ、観たまんま楽しみたい普通の人達にとっては「わけがわからない映画」だったと思います。「マジカル・ガール」よりもはっきり言って観る人達に謎の部分を残したまま映画は唐突に終わった。
書いても仕方が無いし多分そんな事は脚本家にとっては余計な事だろう。

物語を考えてみた。

 ホリ(保利道敏)の毎日。ふたりがいなくなってから…

あの日は本当に疲れたなあ。

だけど良かった。あの星川君の作文を

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映画「怪物」感想じゃなくて…後日談(二次創作)4

映画「怪物」感想じゃなくて…後日談(二次創作)4

夏休みが終わってもミナトとヨリは帰らなかった。

学校朝、教頭マサダからの挨拶があった。
マサダ「皆さん、残念な事なのですが生徒のふたりが戻りません。理由は…まだわかりません。君たちの中でぇふたりの事で「見かけたよ」と、いう人がいたらぁ担任の先生か私に言って下さい。」
生徒達が少しざわついた。

「麦野と星川?」
「タヒんでるんじゃねぇの」
「麦野君だよね。お母さんが駅のところに立ってた」
「あの

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映画「怪物」二次創作5 星川家 新改訂版

映画「怪物」二次創作5 星川家 新改訂版

「これ、生徒達が折った折り鶴なんです。星川君、見つかると良いねって皆でね心を込めて折りました。本当に…早く見つかって欲しいですね。」

チャイムが鳴って出たら、星川キヨタカにとって見たことが無い女教師が段ボール箱を持って玄関に立っていた。

「えっ…折り鶴。わざわざすみませんね。わかりました。じゃっ」

そう言うと星川ヨリの父であるキヨタカはすぐにドアを閉めた。
「なんか涙ぐんでいるように見えたけ

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映画「怪物」感想 ネタバレあり

映画「怪物」感想 ネタバレあり

 映画は同じ時間を3度繰り返している。

1章目は麦野家の母と息子
2章目は、担任のホリ先生の視点
3章目は、麦野ミナトと星川ヨリ
(よく出る名前はカタカナにしました)
時間を整頓して書くためにある程度ネタバレをしています。

気になった台詞
1章目
子供が、夜中に出歩いている。
町を見下ろす先には火災現場と消防車の音があるようだ。
私はそのスニーカーを判別しようとしたが暗かった。
だが、手から垂

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怪物2
麦野母親は、ヨリの腕の傷を見て不審に思うが
息子の事で頭がいっぱい
ホリ先生
クラスではヨリを最も心配をし家庭訪問をした…
にもかかわらず威圧的な父親に対応出来なかった
「息子は豚の脳なんだ。化け物です」
という事を言ったのは父親でしかも暴言
それについては何もしなかった

怪物3
校長
校長として全ての責任をとるべきだろうと
私は思っているので学校を辞めるとしたら校長だと今でも思っている
だが映画の校長は子供は嘘をつくものと知り
だけど子供の嘘を許さない訳では無い
本当に子供が好き
なのに
孫を失いまだ回復しないまま
学校に復帰し「人間です」と

怪物4

映画や漫画や小説を人が読む時に

全てのジャンルを推理小説を読むかのように
辻褄を合わせて最後にスッキリさせたいと思っている。
だがそうはさせないのが坂元裕二だ。

あの後どうなったのか考える中で
生きてるタヒんでいる
論争があり
勝手に胸くそ悪いと言う人がいるが

怪物5
ここではまだ書いていないのでまた書きます
人は何だかよくわからないモノや、怖いものを怪物等と言う

子供や、もしかしたら大人も自分が何かわからない
という事もあるので、自分を怪物と信じる場合もある
「怪物だ〜れだ?」
遊びはヨリが考えた
その遊びでミナトは自分が何者か悩む

怪物6

推理ミステリー的に白黒はっきりさせたい人間が
多分出るかもしれない映画だから書きますが

校長は
「事実なんかどうでも良い」
と言っていたので
事実は重要じゃ無いという映画なんです。

それでも本当に知りたい人はコメント欄に私の推測を書きます。

毎回「怪物」に興味が無い人はすみません

学校を卒業して
主に勉強を教える。
いじめは良くない。
クラスの子供を仲良くさせるみたいな事は頭では学んでも

学校も組織、会社と同じで問題があったら
ひとりを切り捨てる事を平然とするなんて
知らなかったんですよ
新任教師は。
組織も怪物

また映画「怪物」の話
ミナトはヨリから全部悩みは聞いていて
ミナトも傷ついた。
これをふたりとも、他人には言えずに
(大人が知ったらヨリが父親からまた
お風呂に閉じ込められ虐待があるという懸念から)

台風の日のミナトの行動
決まった時間にメールが無かったとか
映画からの推測です