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物事がうまく行きすぎているときこそピンチだと思うことが大事。ピンチに陥った時こそ冷静にこれをチャンスだと思うことが大事。

 対義語って本当に面白いね。バカと天才は紙一重って言うけれども、バカ過ぎてもいけないし、天才過ぎてもいけない。心理学的にはどちらも人から敬遠される傾向にあることがわかっているらしい。何かに突出した能力を持っている人というのは、その能力を持たない多くの人たちから批判されたり敬遠されたりする傾向にあるのは、人が自分にはできないことをかなりハイレベルでできる人間に対して抱く僻みだったり嫉妬だったりがあるからなんだよね。

 できない人ほどそういう心理が働く。大方、こういう心理が働きやすい人たちは、仲間内で一人の人間に対する嫉妬心を隠すようにしてただひたすらバカにする。実に見苦しい光景だなと思う。やりもしないでいて、できもしないでいる人間たちが、優れた能力を持つ人間を罵倒するのが人間社会だとでも言わんばかりに。人間の心の中でも最も汚い心理の一つだろうね。

 たとえ今はできなくても、いつかできるようになりたいと努力すれば応援してくれる人もいるのに。人間腐ったら最後。それが人生における最大のピンチであり、腐る直前に変わることのできる最後のチャンスだと思う。調子こくと箍が外れて人生転落する。世の中には反面教師的な見本がたくさんいる。人の悪い部分をマネしようとすれば、できなくはなし、人の良い部分をマネるよりも簡単だろうよ。

 「できない」を「できる」に変える、これは人間の人生における基本課題じゃないかな。だから人は成長できるのであって、できるかもしれないのにそのための努力を怠ってできないままでいることは、自分の魂に対して実に失礼だと思う。それでいて出来る人をバカにするのも変な話だし、出来る人間ができない人間をサポートすることなく見下すのも変な話でしょ?

 偏りを感じさせる人間には、必ず弱い部分がある。いくら口先で自分を大きく見せようと見栄を張っても、そういう人間はいつか必ずボロを出すし、肝心な時には責任転嫁をして逃げる。物事を曖昧にして済ますことがウマい人間はいるけれども、単に面倒臭がり屋か臆病者なだけだよね(笑)口がガバガバな人ってあまり好きじゃないんだよね。言ってることと実態の間が乖離しているのが明らかなのがわかってしまうから。

 言い方は悪いけども、ハエみたいに自分の周りをブーンブーンと飛び回って、うるさいなーって感じる人は、確実にこっちの反応をうかがってるし、何かしら企んでいると思っていいし、基本的に、馴れ馴れしい人間に対しては疑念を以って向かい合うべきだとボクは思う。「え、キミだれwww」って思わせた人間はまさにそれだ(笑)

 世の中には、「わざと与えて奪い去る人間」がいる。初めから失うものだとわかっていたら与えられても受け取ろうとは思わないでしょ?そしてこれは、「目に見えるモノ」だけじゃなくて、「目に見えないモノ」もそう。例えば、肩書に含まれている権限なんてどう?会社組織の人事は、実際にはその肩書に相応しいとは言えない能力の人材に対して、時に昇格させて上の肩書を与えてみて、権限の遣い方を試そうとすることもする。

 そして、やっぱりダメだなと判断されると、一定期間飼い慣らしてから急な事情かなんかといったウソで誤魔化して肩書と権限を奪うことをする。なぜそのようなことが起こるかというと、世の中には、昇格させてもらったことで「自分が認められた」と錯覚する人間がいるからだ。これほど愚かなことはない。常に人は試されているのだということを認識していれば、肩書が上がったり権限を与えられたりしても、初心は忘れないもの。

 最近職場でも人員配置が行われ、かつて一般社員だった人が役職者になっている光景を目にするけれども、そのほとんどが天狗になっているのがわかる。そういう印象を感じさせた時点で器量の小ささがわかるというもので、場の状況が混乱状態になるとその人の人間性の低さやリーダーシップに欠けていることが浮き彫りになる。結局のところ本人は役職者になったことによってかかる重圧により、自身をコントロールできなくなってしまっているんだよね。物事の本質や前提の在るべき姿を提示しても、一向に理解を示そうとしないため、2度は言わない。言う気になれない。言っても無駄だからね(笑)

 緊張感とか危機感の感じられない人間たちといると、必ずそこにはそんな状況に不安を感じている従業員が存在する。人離れは、得てして指示系統が狂っていたり、責任転嫁のオンパレードが起きていたりして、事態が見る見る悪化していく状況下で起こる。悪い意味でイライラピリピリしているような環境下でまともに仕事ができるとは思えないからね、そんなふうに感じた人からどんどん職場を離れていく。これは、そう決めた人にとってはピンチのようでチャンスなんだよね。わざわざそんな職場で時間を浪費する意味はないから。

 無駄なことばかりやらされてきた人たちは、退社することが決まると必ず解放感を感じるもので、そこに残る人たちは皮肉っぽいことを言う。当たり前だよね、辞めるんだからそれ以上やる必要がなくなるわけだから(笑)本当にご苦労様ですぅ~♬やる義務のある人間、従う義務のある人間は、イヤだろうがなんだろうがやれ。たとえ無駄なことだとわかっていてもな。それがサラリーマンの宿命というものだ(笑)

 でも、イヤなら他の道を模索すればいいと思わないか?年齢を言い訳にしてる人間はずっとその狂った環境に居座ろうとするものだけれどね、それは自己都合というものだ。ぬるま湯に浸かっていれば危機感は薄れるものだけれど、個人として危機感を抱いている人たちは、数年先を見据えて動くべきだと判断して動くんだよね。終身雇用はあり得ないから。今の年配社員たちは勤続年数だけで見れば確かにすごいけれども、若い世代の人たちの参考にはならないんだよね。自慢されても困る(笑)よくそこまでしがみついてきましたね!!で終わらせる。再雇用制度は見直すべきだな。会社という木にぶら下がった腐ったシワシワブヨブヨの果実でしかない人はどんどん落としていかないと、コストをかける意味がない。

 金欲しさだけで働くのは正しい仕事人生とは言えない。そこにはちゃんと機会と成果がないとね。面白くないよ。自分の実績にこだわれ。いくら会社組織の目的のためにみんなと協力して頑張っても、手柄は上に持ってかれるのが縦社会だからな。そんなもんとは無縁の働き方を見つけられるといいね。そこを目指すためならば、その時までは会社にぶら下がっていてもいいのかもしれないけどな?

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