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ダウンシフト(減速)して、自由にやりたいことをして生きる

音声で聞きたい方はこちらからどうぞ↓

最近、「円安」という言葉をよく聞くようになりました。

政府はやたらと経済成長と言っていますが
もうそろそろ、日本は違う成長のやり方を探した方がいいのでは?と
個人的には思います。

国土が小さいので、他の大国と違い大量生産はできません。
文化的な意味では、まだまだ発展できる土壌があると思いますが
今でも、朝から晩まで働く生活をされている方もまだまだいます。

「朝から晩まで働く毎日に、心が折れかけている」
「日々に忙殺されて、自分自身を見失いそうになっている」

そんな時に取り入れてもらえたらと思うのが、ダウンシフトの考えです。

ダウンシフトとは、英語の「downshift:ギアを一段階低速にする」に
由来した言葉
、自分自身に負荷をかけている仕事を少し手放し
心身ともにゆとりのある暮らしを目指す
というものです。

例えば
• 会社を辞めて田舎に移住し、農業などをして半自給自足をしながら、
残りの時間で本当に自身がやりたい仕事をする

• フリーランスに転身し、自身が食べていける程度の量の仕事を
受けてゆったりと暮らす

• 個人経営の店を始め、自身のペースで営業をする

「仕事量を増やしすぎないで、人と競争せず、自分自身が生きていける
ミニマムな範囲で働く」「収入、出費も減らして、好きなことをして生きていく」というのが、ダウンシフトの基本的な考え方です。

収入や出費が減るので、贅沢や旅行はできなくなりますが、シンプルで
ミニマムな生活を追求すると、自分自身が本当にやりたいこと・欲しいものや「手放していいもの」と「絶対に手放したくないもの」が見えてきます。

「自給自足の農業生活を始める」「フリーランスや個人事業主になる」といったダウンシフトの“生き方”を実践するのはハードルが高いかもしれませんがあくまで今の生活をベースにしながらダウンシフトの“考え方”を取り入れるだけなら誰でもいつからでもできます。

例えば、プランターで野菜を育ててみる、週1か週2だけ、別の会社や仕事をしてみるどこかのお店の軒先を借りて月に2回くらいお店をやってみるなど。

僕もかつて、常に成長という会社のやり方に疲れ
自分をすり減らしていた時にダウンシフトの考え方に救われました。

自給自足はまだできていませんが、プランターで野菜を育てたり
自分ができる範囲の事をやっています。

もし、今の状況に閉塞感や行き詰まりを感じている方に
「ダウンシフト」の考え方は、これからを幸せに生きていくための
ひとつのきっかけになるかもしれません。

興味のある方は、高坂勝さんの買いた本で
減速して生きる: ダウンシフターズという本がありますので
一度読んでみることをおすすめします。


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