軽薄さ
気軽に絶望してばかりいる。すべてが軽くて薄い。
この軽薄さはやはり人生経験の少なさから来ていると思う。体験したこともないくせして、さも自分がやったことのように語ることの愚かさよ。もっといろいろな場所へ行ってたくさんの人々と関わっていくしかない。とにかく自分の身を以て体感する他ないのだ。
いやしかし、この世のすべての物事を体験できる人間などいるはずもなく、結局は人間どこかでエアプしてしまっていると言える(この言葉自体もエアプであるが)。
自分の達観するような態度が気持ち悪い。私は時折「人生何周目?」などと聞かれるのだが、それは私の特徴的な声による表面上だけの質問でそれがまた自己嫌悪を増幅させる(かといって別に質問者になにか思っているわけではない)。しかし心の何処かでそれを嬉しく思い図に乗っている自分もいる、気がする。
何もわかってなんかいない。自分のことすらわからない。人のこと、この世のことなど到底わかれない。そのくせ悟ったような顔をして言を語る。キモい。心底軽蔑する(これまた達観といった感じで嫌だが)。
オチの付け方がわからないのでこの辺で終わっておく。また会おう諸君。
終わり
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