呪いをかき消す邪念雑念
噫、2年次も終わりが近づき、新たな年を迎えてから何日経っただろうか。如何せんこれといって身になることをできていない、というかしていないので新年の抱負もへったくれもあったもんじゃない。1月3日夕暮れワタクシは、何も無かったワタクシめは、勢いの儘に首を吊った。徐々にベルトが締り悶え味わう苦しみは、ワタクシにとっては祝福の挨拶だった。
「嗚呼やっと解放される!この呪いとも今日でお別れだ。」
朦朧としていく意識、頭を駆け巡る思い出など様々な邪念。やっとやっと死ねる、何とも無しに全てに