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和杜仲 - わとちゅう -


この植物について

●基源など

●基源

ニシキギ科 #マサキ
Euonymus japonicus Thunberg
(別名: #柾 #正木 #フユシバ

●産地と分布

中国、朝鮮半島、日本に分布し、日本では北海道南部、本州、四国、九州、沖縄諸島、小笠原諸島に分布する。
海岸近くの林に生育する。人の手によって植栽もされ、人家の生け垣などに見られる

●花期

6〜7月

●薬用部位

幹皮

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●生薬解説

●生薬ランク(神農本草経)

●生薬分類

●性味

●帰経

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●成分・薬理作用解説

●成分
クロロフィラン
キサントキシリヂュリ

●薬理作用

●臨床応用

●頻用疾患

●薬能

●配合と禁忌

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■花言葉

・厚遇
・円満

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◆この生薬が使われている当庭の取り扱い商品

なし

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*Memo*

かつてマサキの樹皮をワトチュウ(和杜仲)と称し、クロロフィラン、キサントキシリヂュリなどを含むことから、漢方では利尿、強壮薬として真の杜仲の代用にしたこともあった。しかし明らかにトチュウと異なるので、現在、市場性はなく出回っていない。もっぱら観賞用のみの需要となる。

(出典 : 薬草と花紀行のホームページ, ウチダ和漢薬生薬の玉手箱, )

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小話し

先日の浅草の続きです!ちょっと間があいてしまいました。。
浅草寺の中の、本堂の少し手前に、ちょっとした空間があります。
仏像の奥にある小さな庭のような、休憩できるスペースがあり、そこには小規模ながらも色々な植物が植えられています。
人混みが苦手な方にはおすすめです。
そこにあった柾。
杜仲に出会えたらまたこちらであげたいと思います。
あと、丸々と太ったブンタンと思われる実もありました。

寺を後にし、潮薫る隅田川沿いへ。
あのアサヒビールのジョッキ型ビルの展望ラウンジが良さそうでした。
源森川水門も眺められました。
治水(水害を防ぎ川の改良・保全を行うこと)という言葉がありますが、この水門も治水施設の一つ。
治水という響きがいい。まるで川を生き物のように捉えているように思えます。
日本では昔から、川は龍に例えられることが多いからかもしれません。

開けた空間でゆっくり風を感じ、水に洗ってもらった感じがします。
時々、穏やかな水場に行くのもいいものですね。
場所によって、自分の気持ちが変化するからだろうと思いますが、時間の流れ方が変わります。
強制的にのんびりできる場所を定期的に巡りたい、今日この頃です。

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