#8 薬膳茶の講義を受けています。

いままで薬膳に興味を持った理由、その後に薬膳の講座を受講し、学んだことを自分の頭の整理のために書いています。もちろん、これからも講義を受けるなどのインプットは続けるとともに、それを実践(アウトプット)しないと学んだことが身につかないと薬膳の先生から耳にタコが出るほどに聞いており、いろんな場面で学んだことを実践していきます。
さて、今は中級の講義の再受講と薬膳茶の講座も受けています。
でも、なぜ、薬膳茶なのか? これも薬膳を勉強して、その効果は薬膳料理や漢方薬にも匹敵すると感じたことがきっかけです。それにお茶なら、朝の自分の状態を観察して、その時に必要な茶葉や生薬をお茶パックに入れて、気軽に水筒で飲むことも出来て、気軽だから。             今は、薬膳茶ベーシックコースを終えて、マスターコースの1回目が終了したところです。初回の課題は「咳嗽(ガイソウ)」と「不眠」の薬膳茶を組むことでした。咳嗽の原因も「風熱犯肺」「肺陰虚」「肝火犯肺」など、一つではありません。咳止め薬を飲んでも原因を突き止めて対処しないと咳は止まりません。ここでも四字熟語オンパレードです。
咳が出る原因は、風熱の邪が肺を犯していることが原因か、肺の潤い不足が原因か、あるいは肝気の鬱結が原因か、などの分析が必要となります。まさに今まで学んだ知識を総動員することが必要でした。風熱犯肺の対策のために疏風・清熱、滋陰・生津・潤肺、化痰、利咽などのための生薬を選ぶことが必要と学び、早速、自宅にある生薬でお茶を組んでみました。
ほうじ茶をベースに炙甘草ゃ枇杷茶、板藍根や薄荷などを適量ブレンドした
ところおいしくできました。これも全て弁証論治や中医学で学んだことで組む必要があります。しかしながら、お茶はまず飲んでおいしいこと、薬のように苦かったり、まずいものは長くは続きません。それにお茶を飲んでホッとすることも大切です。薬膳茶を学びはじめて、また、新しい世界が開けたように思います。今まで知らなかったことを知るきっかけにもなる薬膳の学びです。


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