しばたー

大手電子部品メーカーでデータ組織構築やデータ戦略立案を担当。 NECソリューションイノ…

しばたー

大手電子部品メーカーでデータ組織構築やデータ戦略立案を担当。 NECソリューションイノベータに入社。SEやデータエンジニア、データ戦略策定を担当。 事業会社へ転職しDX推進を担当。データの重要性を訴え経営課題として企画立案。 データ利活用だけでなくデータ整備を並行して推進中

最近の記事

マスタデータ管理のための現状整理

小野氏、鈴木氏 著の「DX Ready 期間システム刷新術」を読んで、私の過去の経験と非常に重なるところがあった。現所属でもマスタデータ管理の企画が立ち上がり検討を進めているので、整理のためにも書き出しみる。 現所属ではマスタデータ管理を進めるにあたり、まずは現状整理ということで動きがはじまりました。しかし、現行の物理データモデルに引っ張られて実装済みのテーブル単位で整理を進めている。今の業務を正しく表現できているかを見るには物理モデルから進むのは難しいと思うので、論理モデ

    • 最高の結果を出すKPIマネジメント

      課題解決に向けた打ち手・施策など目標・目的の達成に向けた様々な活動があります。しかし、それぞれの活動を評価する時になって「どうやって評価しようか」というのを検討しているのが目立っていた。 評価するときになって評価軸を決めることに疑問を持ち、中尾隆一郎 氏の著書である「最高の結果を出すKPIマネジメント」を再読。メンバに展開することも踏まえ、読書記録として残します。 KPIとは?「KPIってなんだと思いますか?」と聞くと、目標数字と回答されることが多いです。完全に間違ったこと

      • 思考のプロセスを言語化する重要性

        最近、メンバーから説明を受けても、相手の言っていること(=考え方)があまりにもわからないということがあった。その時に、相手に伝えた内容の覚書です。 はじめにチームメンバーからの資料を説明してもらったのですが、その説明は単にスライドの内容を読み上げるだけで、その内容に至るまでの思考やプロセスが明確に説明されませんでした。私がなぜそのような考え方に至ったのか、具体的な理由や背景を尋ねても、明確な回答が得られなかったのです。 思考を言語化することによって、自分の考えや意見を他者

        • マスタ管理の基本理解

          はじめに今の会社に入って、全社のDX推進担当となりました。その中でデータこそ最重要であると訴えていたら全社データマネジメント企画が立ち上がった。 必要となるルールや役割、体制を試行錯誤しながら構築しながら認知度を上げるなどさまざまな担当をしています。おかげさまで認知度は徐々に上がってきて、最近はマスターデータ管理(MDM)の導入検討を始めています。 これから書くように考えるのが良いというものではなく、「こんな考えもあるんだ」くらいで見てもらえたらと思います。 マスタ管理

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