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4歳児と学ぶ、地震と防災

息子4歳は3歳の時から「地震」に興味を持った。

「うみのプレートがりくのプレートに入りこんで〜、
 おしもどそうとしてゆれるんだよ〜」
なんて、本にあった説明をすぐに覚えた。

それからYoutubeを見たり、本を読んだり、防災施設や消防センターに行くようになった。

具体的に、どんなことをして、どこに行って、についてまとめます。



Youtubeで東日本大震災の映像を見る

2011.3.11、私は浅草にいた。
浅草寺にある五重塔の先端についてる金属のジャラジャラが
ぐわんぐわん揺れて大きな音を立てていた。
地面にしゃがんで、揺れが収まるのを待った。

帰ろうとすると、電車が止まっていた。
帰れない。
大学のサークルの先輩のご実家が浅草にあり
サークル仲間とお世話になった。

その時テレビ見た、映像が頭にずっと残ってる。
波が押し寄せ、陸なんか無いようにどんどん押し寄せてくる。
いろんなものが浮かんでいた。

・・・ということを思い出し、
衝撃的すぎるだろうかと思いつつも、
地震を知るには十分すぎるリアルを、息子に見せることにした。

怖いという感情より、不思議なものを見ているという感じが強かった。
地震の仕組みについても、被災された方のインタビューも、
関連する動画は今もよく見てる。



本を読む

地震の仕組みを学べるようなやつと防災のやつを何冊か購入した。
小学生向けの中でも、よりわかりやすそうなものを選んだ。
成長に合わせて、図書館で借りたり、また買ったりしたいなと思う。



防災施設に行った①そなエリア東京

有明の方にある、そなエリア東京というところにも行った。
予約なしでもスムーズに参加可能で、すぐ入れた。

・・・が。
4歳の息子はとっても怖がり、開始早々で退出。

地震が起きてから72時間をどう生き延びるかについて考える場所だから
建物が崩れていたり、警報音が鳴ったりの街が再現されてる。
大人の私でも不安を覚えた。


入り口は元気いっぱい、楽しんでた
こええ
こえええええ

息子の怖がり具合を見たところ
今度来るときは、夫も一緒が良さそう。
(無理して行く場所ではないのだけど!)


防災施設に行った②横浜市民防災センター


小学生の時に1度くらい地震カーに乗って震度7を体験した。
もう一度体験したいと思い、探した。

・・・が。
ここでも息子は怖がったため実際に体験することはできなかった。
地震体験をしてる人と映し出される映像を近くで見学した。

ここで聞いた話、
地震体験で震度7の揺れを再現する、といっても
怪我をしてしまうかもしれない可能性を鑑みて
70~80%(記憶が曖昧だ!笑)くらいに抑えているらしい。
実際に被災すると、防災センターでの体験以上の揺れ。
恐怖でしかない・・・。
もう、備えるしかない・・・。

ちなみに、

この横浜市民防災センターは子連れこそ行ってほしい場所。
その理由1:センターの前にあるミニ消防車に乗れて楽しい。

ずっと乗っていたいほど楽しかったみたい。
人がいなかったので随分と満喫してた。

写真の中に息子登場させてみた。


理由2:キッズスペースがある。


ふかふかのマットの上にブロックがたくさん。
絵本もあった。
そんなに広いとは言えないけど、全然人がいないのでほぼ貸切だった。

キッズスペースの傍に、防災グッズの情報が。子供が遊びに集中してたら、こっちを見て回った。
ポータブル電源欲しくなった。
アート×防災。絵の中に非常用トイレグッズを忍ばせた商品。おっしゃれー。
おしゃれ消化器!!!!家に置くアートとして、家路に着く途中で買いました。笑

理由3:消防士の服を着て記念撮影ができる!!!(激アツ)

いろんなシーンで着られている消防士さんの服が置かれてた。
しかも人が全然いなかったから全種類試せそう(子の集中具合による)。

記念撮影が終わらない。

ちなみに、訪問したのは日曜日の9時半ごろ。
昼近くになると、家族づれが4、5組ほど地震体験に来ていた。


今まで地震って、対岸の火事のようで
地震について知るということは、
どうやって揺れるのか、みたいな学術的なことを学ぶことだった。

でもどんどん知ることで
自分の防災準備が全然できてないことに危機感を抱いた。
ようやく、防災について真剣に考えるようになった。
ありがとう、息子!


というわけで、長くなってしまったので
今日は地震について学ぶ編でした。

次に、防災準備何する?編をまとめます。
そなエリアも、横浜市民防災センターも、
すごく勉強になる(し、とっつきやすい)ので本当におすすめです!

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