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島根本マグロチュウボウ/Young bluefin tuna sourced in Shimane pref.@東京都浅草-某会員制寿司屋

2021年4月22日訪問

この日、店内のお品書きに「島根 本マグロ(子)」と書いてあるのを見つけ、面白いなと思いツマミで注文しました。ちなみに表記の値段は寿司一貫あたりの価格です。ツマミで何切れも付いてれば×倍になります。

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マスターに「本マグロ(子)って、メジですか?」と聞いたら「チュウボウで、天然です!」との返答が(^_^)

さてチュウボウと聞くと「おう!ワシがリーゼントで学ラン着とった時は生意気な中坊がおったわ、正にソレやろ?天然ゆうたら天パーって事やな」と思ってらっしゃる方もいると思いますので、いつものように簡単に説明させて頂きたくお願い申し上げますm(_ _)m

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先ず本マグロは時に体長3m、体重400kg以上に成長したりします。

業界用語として、その成長過程で呼び名が異なり、更に取り扱うマグロ卸売業、魚屋、寿司屋、地方により若干違いがあります。しかしながら一般的には幼魚をメジマグロと呼び、5kg前後は「小メジ」10kg前後「中メジ」20kg前後は「大メジ」、40kg前後のものを「チュウボウ(中鮪)」と呼んでいるようです。で、通常100kg以上のものをシビマグロ(大型鮪)と呼ぶそうです。

ちなみにメジについては以前書きましたのでこちらをご参照下さい↓


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ではそんなチュウボウを食ってみましょう。

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赤身に若干脂が入ってる感じでサッパリして旨いです(^o^)

もし、職業柄毎日色々なマグロ(冷凍、生含む)を扱いその都度試食している人が食べたらもっと具体的にこの味はこうだと言えるのだと思いますが、今の私にはそれは出来ません。

マグロの旨さは、香り、酸味、甘味の3つで構成されるのではないかと思います。その中でこのように若いマグロはどう違うのかを今後もっと具体的に語れるよう勉強します(^_^)


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