【大人が読んでも面白い】この世でいちばん大事で、「命より重い」お金の話
2022年4月から、成人年齢が18歳になります。
これって、とても恐ろしい事です。なぜなら、18歳でも借金ができるし、連帯保証人にもなれちゃうんですよ。
これがどれだけ恐ろしい事なのか、子どもに教育するのが保護者の役目です。
そのために役立つ本を2冊ご紹介しますね。子どもも読みやすく、大人が読んでも面白いですよ!
この世でいちばん大事な「カネ」の話 西原理恵子
表紙の左側の本。これは、西原理恵子さんが自分の半生を描いた本です。
西原さんに関して、報道だけを見ていると?な印象があるかもしれません。ただ、彼女は正しい分析力を持った人なのです。
今持っているアトリエも、自分のお金で建てたそう。決して、金持ちダーリンに建ててもらったわけではありません。
「寿司と指輪は自分で買おう」って人ですから。
西原さんがなぜこういう考えを持っているのか。この本を読めば分かります。
この本の最初、西原さんはこう書いています。
今でいう、「親ガチャ」です。
「どん底で息をし、どん底で眠っていた」(もくじより)西原さんが、なぜ素晴らしい活躍を続けているのか、それは正しい分析力があるからです。
どんな体験に基づく、どんな分析力なのかは、こちらで詳しく紹介しています。
西原さんのような体験は、相当タフじゃないと耐えられません。本を読めば垣間見れますから、ぜひ本を読むことをおすすめします。
カイジ「命より重い!」お金の話 木暮太一
この本は、まじめな経済書です。マンガではありません。ただ、マンガの主人公「カイジ」の行動をもとに、お金のことを詳しく解説した本です。
私はマンガも映画も見たことがありませんが、楽しく読めましたよ。そのぐらいですから、カイジを知っている人には、たまらない本だと思います。
この本では、マンガに出てくる1コマを、経済学の視点から詳しく説明しています。
たとえば、地下労働施設でカイジが豪遊した時のビールの味について。
つまり、もらった1本目は「悪魔的に」うまくても、2本目には「うまい」という感覚が減るのです。
その理屈を分かったうえで、1本目をじっくり味わい尽くせば、2本目を買わなくても満足できますよね。
この感覚が、お金を「稼ぐ」「貯める」「使う」「守る」ときに、とても大切なのです。
お金のこと、子どもと話し合うのは大切
こういう、お金の感覚を身に付けてもらいたくて、この2冊を子どもにプレゼントしました。
『この世でいちばん大事な「カネ」の話』に関しては、「この本には、学校で習ったことと反対のことが書いてある」と言っていましたね~。そう思ってもらいたくて贈ったので、本当によかったです。
『カイジ「命より重い!」お金の話』は、テスト期間中にもかかわらず、1時間で読み切った、と言っていましたわ~。「テスト勉強より、コチラの方が重要」と、母は思います。けれども、プレゼントする時期を間違ったかも。ちょっと反省しました。
けれども結局、「親のお金の使い方が、一番の教科書」だと思います。だから、見栄を張らず、自分の考え方を分析して、生きたお金の使い方をしなければ。
科学技術や能力も一緒です。見栄を張らず、「今だけ」「金だけ」「自分だけ」にならず、隠し事なく、みんなのために使わなければ、ホンモノではありません。
人は、お金のために生きているのではありません。生きるための手段として、お金という手段を開発したのです。それなのに、そのお金で死んでしまったら、ただのアホだと思いませんか?
科学技術も一緒。生きるための手段として、科学技術を発展させているのに、その科学技術で公害が起き、戦争がひどくなるのなら、ただのアホだと思いませんか?
この本には、そんなことが書いてあります。
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