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未来を生き抜く力:子どもたちに必要な「創造力」

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30年ほど小学校の教員として勤務してきた経験から
AI時代の今 子どもたちに必要な
「未来を生き抜く力」をご紹介します。


はじめに


AI技術の進化は目覚ましく、私たちの生活や社会を大きく変革しようとしています。

2023年に行われた調査によると、AIによって今後10年で失われる仕事は2億6000万人に達すると予測されています。

しかし、一方でAIでは代替できない能力も存在します。その一つが、まさに「創造力」です。

創造力とは何か?


創造力とは、既存の概念や枠にとらわれずに、新しいアイデアや価値を生み出す能力です。問題解決や革新的な発明、芸術作品など、様々な分野で求められる重要な能力です。

2022年のPISA国際学力調査では、創造性が将来の社会で最も重要となるスキルの一つとして位置づけられています。

子どもたちの創造性を育むためには

子どもたちの創造性を育むためには、以下の3つのポイントが重要です。

1. 自由な遊びや創作活動を大切にする


2020年のOECDの調査によると、遊びの時間は子どもの創造性を育む上で重要な役割を果たすとされています。

子どもたちは、遊びや創作活動を通して、自分の五感を使い、様々な経験を積むことができます。こうした経験は、創造性を発揮するための土台となります。


具体的な例

  • レゴブロックや積み木など、自由に形を作れるおもちゃを用意する

  • 絵画や工作、音楽など、様々な創作活動に触れる機会を提供する

  • 公園や自然の中で遊ぶ時間を設ける


2. 多様な価値観に触れる機会を提供する


異なる文化や考え方に触れることで、子どもたちの視野が広がり、新たな発想が生まれる可能性があります。

2021年のベネッセ教育総合研究所の調査によると、多様な価値観に触れた子どもは、創造性が高い傾向があることが示されています。


具体的な例

  • 異なる国の文化や歴史に関する本を読む

  • 映画やアニメなど、様々な作品に触れる

  • 国際交流やボランティア活動に参加する


3. 失敗を恐れずに挑戦することを促す


創造性を発揮するには、失敗を恐れずに挑戦することが大切です。失敗から学ぶことで、より良いアイデアを生み出すことができるようになります。

2018年のスタンフォード大学による研究によると、失敗を恐れずに挑戦する子どもは、創造性が高い傾向があることが示されています。

具体的な例

  • 失敗しても大丈夫という安心感を与える

  • 挑戦する過程を褒める

  • 失敗から学ぶ機会を提供する


さいごに:未来を創造する力


AI時代において、創造力はますます重要性を増していくと考えられます。

子どもたちが、AIでは代替できない独創的なアイデアを生み出すことができるよう、創造性を育む環境を作っていくことが求められています。

家庭や学校、そして社会全体で力を合わせて、子どもたちが未来を創造する力を持つことができるよう、サポートしていきましょう。



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