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Clusterワールド作成歴1カ月のひよっことClusterワールド作成未経験3人でClusterGAMEJAM2020 in WINTERに参加した時の備忘録 前編

■はじめに

皆様、はじめまして41h0(シホ)と申します。
Notes自体の投稿が初めてなのですが、ClusterGAMEJAM2020 in WINTERの振り返り記事を投稿したらかっこいいステッカーとクリアファイルがもらえると聞いたので、先日参加したClusterGAMEJAM2020 in WINTERでの活動を時系列順に振り返ろうと思います。

作成したワールドはこちら
https://cluster.mu/w/2a693212-cd83-4ad1-90a2-cb86abcb3131
(なんとREALITY賞をいただきました!)

無題

技術的な記事ではないのですが、Clusterワールド作成歴が長くなくてもGAMEJAMに参加、ワールド完成できたよ!というエビデンスになると思うので、あまりワールド作成とかしたことないけどGAMEJAM参加しても大丈夫かな?と迷ってる人の参考になれば幸いです。

■登場人物

41h0(自分)
中身が豆腐のサメ
プログラミングができるが中学生のころに美術でトラウマ(成績2判定)を負ったため絵も描けないしモデリングもできない
GAMEJAM1カ月前に所属サークルのハッカソンのお題がClusterワールド作成だったため、ワールド作成はしたことがある
電脳少女シロちゃんが大好き

Tさん
Unityの知識がすごすぎる、かつ勉強熱心でコミュ力の化身な人
Clusterワールド作成未経験のはずだったのにGAMEJAMが終わるころには私が知らなかったUIの仕組みをマスターしClusterワールド作成強者になっていた。
Tさんがいなかったら今回チームを組めてないしワールドも完成していない。
神。

Sさん
モデリングができ、センス◎な人。
私と笑いのセンスがとても近く、ツイッターでクソリプを送っても怒らないとても優しい人である。
Sさんがいなかったら今回のワールドの肝だった工場を高速で駆け巡るリフトが実現できなかった。
神。

Fさん
モデリングガチ勢。というか建築士さんなので本職の方。
私と一回も顔も合わせてないし会話もしたことないのにチームに参加してくれたとても良い人。(GAMEJAM授賞式後の打ち上げで初めて顔合わせ)
Fさんがいなかったら48時間でワールドのメインとなった工場は完成しなかった。
神。

■12/12土夜

GAMEJAMの開催から遡ること6日前の夜。私が在籍しているVRプロフェッショナルアカデミーのハッカソン後の打ち上げが行われていました。
この時すでにGAMEJAMには参加しようと思っていたのですが(エントリー賞と外部のコンテストに参加した実績が欲しいため)、チームで参加する気はなく、個人で参加しワールドを作成しようと考えていました。なのでこの時の打ち上げもGAMEJAMの話は全くせずハッカソンの話やアルトデウスBC面白いのでオススメですなど関係ない話で盛り上がってました。
そして打ち上げが終わり帰宅しようと店から出ようとしたとき、Tさんが話かけてきたのです。

Tさん
「さっきClusterワールド作成の話をしたらFさんが興味あるっていってたので、ClusterGAMEJAM2020 in WINTER一緒に出ないかって誘っておきました~」

41h0
「!?」

少し前に私がSlack上で「誰かClusterGAMEJAM2020 in WINTER一緒に出ませんか?|・ω・*)チラ」と投げて放置していたメッセージをTさんは覚えていて、本人が飲み会の場でまったく関係ない話で盛り上がっている中、チームメンバーの勧誘をしてくれていたのです!
そして、そこに残っていたSさんも参加してくれることになり、個人で参加する予定だったGAMEJAMがチームで参加できるようになりました。

チームがいつの間にかに結成された驚きでアルコールも抜け、帰宅後冷静に考えました。
もともと個人で参加する予定だったからゆるーく参加しようとしていたけれど、チームで参加するなら楽しく満足のいく良い作品が作れるようにしたい!
そのため、チームでGAMEJAMに参加するために何をすればよいか考え、一覧化しました。

①チームの情報共有ツールの検討・運用
②GAMEJAMの情報、エントリー方法をまとめる
③clusterワールド作成の基本情報が分かる資料を作る
④②、③の説明、⑤⑥⑦を決める打ち合わせを行う
⑤チーム名を決める
⑥作成した資源管理方法の検討・運用
⑦チームのタスク管理の方法の検討・運用

①、②に関してはすぐできる内容だったので、すぐ対応しました。

①チームの情報共有ツールの検討・運用
これはSlackのを使用、ワークスペースを作成しました。ワークスペース名はハッカソンの直後だったので「ハッカソン延長戦」と安易につけています。(これがこの後チーム名になり、授賞式でも呼ばれる名前になるとは知らなかったのである...)

②GAMEJAMの情報、エントリー方法をまとめる
これもGAMEJAMの公式HPに情報があったのでまとめてSlackに貼り付けました。

画像2

①、②を行った時点で体力と眠気がピークにきたので気絶するように寝ました。

■12/13日

この日は前日の飲み会の影響で二日酔い状態から始まりました。
ハッカソンの翌日ではあったのですが、GAMEJAMまであと5日に迫っていたので、チーム作業を始めるためにやらなければいけないタスクを完遂するべくグロッキーになりながらもドキュメントを作っていました。

③clusterワールド作成の基本情報が分かる資料を作る
Clusterさんが出している公式ドキュメントやネットにある情報(vinsさんの記事など)と私がもっている知識をまとめて、読めば基本的なワールド作成ができる資料を作成しました。

スライド1

スライド2


④②、③の説明、⑤⑥⑦を決める打ち合わせを行う
⑤チーム名を決める
⑥作成した資源管理方法の検討・運用
⑦チームのタスク管理の方法の検討・運用

この日の夜にチーム全員でZOOMで打ち合わせを行い、GAMEJAMに関する説明、③で作った資料を用いたClusterCreatorKitの基本説明を行った後、
チーム名、資源管理方法、タスク管理方法を決めました。
全員アカウントを持っていたこともあり資源管理方法はGitlab、タスク管理はTrelloになりました。
また、チーム名はSlackのワークスペース名と同じ「ハッカソン延長戦」になりました。
そしてこの時スケジュールの原則として
・ちゃんと睡眠はとる
・VRプロフェッショナルアカデミーの授業は出る(12/19土午後)
・もともと入っていた各々の予定を優先する
も決めました。
(一週間前に急にGAMEJAMの予定を入れてしまったので、元々の予定を潰すのは申し訳ないというのと、Vアカの縁でチームが組めたのだからVアカの授業を欠席するのはしたくないという思い)

■12/14月 ~ 12/17木

GAMEJAM開催までの4日間の平日は全員社会人ということもあり、エントリーは各々必ず行い、もし時間的余裕があれば前回Gamejamのワールドで遊んだり、試しにClusterCreatorKitを使ってみたり、作成したいゲームのネタがあれば連携してほしいとタスクは軽くしました。

この時あがったゲームの企画は2案あり、
1つ目がTさん発案の「釣りゲー」、
2つ目が「疑似ライド」でした。

1つ目の「釣りゲー」は複数人でどうぶつの森のようなつり大会のようなポイントを競うゲームができないか?という案です。
釣りなら12/18金に発表されるテーマに沿って釣るものを決められるので良案!と思い、Tさんの釣り + DDR(ダンスダンスレボリューション)のような矢印マップを足元に配置してリズムよく踏んで魚を釣るDDR(ダンスダンスリールアクション)も考えたのですが、検証の時間が間に合わなかったのと、2つ目の企画の方が魅力的だったので実現ならずとなりました。
(DDR(ダンスダンスリールアクション)はやったら面白そうなのでいつか作ってみたい)

2つ目の「疑似ライド」はプレイヤーを乗り物に乗せて周りの景色を動かすことで疑似的なライド体験を再現しようという案です。(下記動画検証時に作ったプロトタイプ、この時はシューティングゲームにする予定だった。)

元々プレイヤーを乗り物に乗せて動かす方法を探していたのですが、プレイヤーのX,Z方向への移動が上手くいかない(コライダーで押して無理やり動かすことはできるが、プレイヤーがガクガク上下左右に震える、VRだと酔う)ため没にしようとしていました。
諦めようとしていたその時、

「プレイヤーが動かせないなら周りを動かしちゃえばいいじゃない」

とゴーストが囁き逆転の発想から復活した案でもあります。
これについては検証でもそれっぽく動き、いけそうな気がしていたのとVRでプレイしたら迫力ありそうという予感がしていたので、「疑似ライド」がGAMEJAMで作りたいなーと思い始めていました。

こうして企画、検証をしながらチームハッカソン延長戦はGAMEJAMの開始日12/18金を迎えることになりました。
(後編へ続く)


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