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記憶の引き出しの中から
祖母のことを、そして彼女を巡る物語を綴りたい。
令和という元号を、初めて聞いた時に反射的に親しい気持ちがしたのは私の祖母の名前が「令子」だったから。レイコという名前はよくあるけど“令”という字は珍しいと予々思っていたので新しい年号にこの字が使われるなんて..と少しはしゃぎたい気持ちになった。
大正の終わりの方に生まれたこの祖母が他界して20年近くが経つ。
2年近く前にあるnoterさんのコメン
映画とLGBTQと🏳️🌈人生の模様とか。
映画の面白さに目覚めて息をするみたいに映画を見漁る癖が付いたのは中学生の頃から。
当時同じクラスだった女の子が「ローマの休日」と「風と共に去りぬ」のビデオを貸してくれたのがキッカケで古い映画、特に白黒映画に嵌った。“カラーなんて逆にダサい”と時代に思いっきり逆行して白黒映画しか観ない時期もあったけれど、徐々に広く様々な映画を観るようになった。あの頃に観た秀作のハリウッド映画はもちろん、中国映画やフ
PERFECT DAYS 再観
2回目だと最初に気が付かなかったことが見えて場面の意味が変わったりする。
それは人生も同じかも知れない。
エンドロールのトップが役所広司ではなく“箒の女性”だったことに、ドイツ人らしさが表れててじんわり愛おしくなる。
人間讃歌の映画なんだな