【不思議な実話】私の夢供養・序
強いデジャヴと夢のはじまり
私は長年奇妙な夢を見てきた。それの兆しは23歳の時に始まり、そこから現在に至るまで二十数年間、不定期に、さまざまな断片的な場面を夢に見た。そしてその断片化された夢は他の夢と繋がった、一連の長い物語になっているのだった。
そんな夢を見るようになる頃、私は漫画家を目指して編集者とやり取りをしていた。しかし描けない。絵も上手くないし、なによりストーリーが書けない。ストーリーがダメでも、面白いキャラクターが描ければそこそこ読めるものに出来るだろうが、そ