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「紀ノ国屋」の「プリンアラモード」

 駅の構内で、紀ノ国屋を初めて見た。もしかしたら、それまでも目にしていたのかもしれないけれど、気がつかなかっただけかもしれない。

 だけど、ある駅で妻が教えてくれて、それで店の中に入って、少し歩いたら「プリンアラモード」があった。これまで「プリンアラモード」は、妻が好きなのだけど、近所のスーパーで約200円で売っているもの以外には、コンビニでもあまり目にしなかったから、なんだか、ちょっと意外だった。


「紀ノ国屋」と「紀伊國屋」

 ところで、今回、こんなことを書いていて、初めて気がついて恥ずかしいのだけど、スーパーは「紀ノ国屋」で、そして、書店が「紀伊國屋」だった。

 この二つの「きのくにや」は、全く違う存在だったことも、初めて知った。


 さらに、紀伊國屋といえば、紀伊國屋文左衛門「嵐 みかん」といった単語とともに、反射的に思い出すのだけど、それは今の書店の紀伊國屋と、また全く違うのも知らなかった。


「紀伊國屋書店」 

https://www.kinokuniya.co.jp/contents/pc/company/recruit/2014faq.pdf

多くの皆さんから江戸時代中期の富商「紀伊国屋文左衛門」との関係を訊かれますが、 その共通点は「紀州」のみです。創業者である田辺家の初代は紀州徳川家の足軽で、 昭和2年に書店を始めた田辺茂一は田辺家八代目。七代目鉄太郎の時代には、薪炭の問屋 でした。

 こんなに「きのくにや」があるのも、本当にただ知らなかった。

「贅沢なプリンアラモード」

 妻は、プリンアラモードを食べて「おいしい」と言っていた。さらに続ける。

「しっかりした味で、ランクが違う。ただ、いつも買っているアラモードは、200円より安いけど、それもすごいと改めて思う」。

 このプリンアラモードは、「プリン・ア・ラ・モード」と区切られていなかったし、「贅沢な」という形容詞がついていて、それを裏切らなかったようだった。

 それもすごい話だと思った。







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