見出し画像

原理原則から学ぶ。ミネラルとは? no.481

もう少し暖かくなったら、いよいよニンニクが動き出す。

そうするとどうしても時間が足りなくなるので、
今のうちに仕込みや、学びを深めてる。

色々基礎固めをしているけど、
今日はその一環、ミネラルについて。


ミネラルとは??

『ミネラル取りましょう』とか、言葉では聞くけど、

ミネラルがなんなのか、正しく説明できる方はどれくらいいるでしょうか??


ミネラルは、英単語でmineral
直訳すると、 鉱物,無機物  なのだけど、

普段はもう少し違う意味で使われている。


端的に言うと、

『C(炭素), H(水素), O(炭素), N(窒素)以外の、ヒトや植物に必要な必須元素』


さらに簡単にいうと、
動物や植物の体を作ってる元素 (のうち有機物以外)
(※ CHON=有機物を構成する元素)


ミネラルはヒトと植物では微妙に違う

ヒトや動物の体を構成するのに必要なもの という定義のせいもあり、

実は、"ミネラル" は、
人間の食料に対して使うときと、
植物(野菜など)の肥料について使うときでは、

対象範囲が違うんです。

なぜなら、体を構成する成分がびみょーに違うから。


隠れちゃってますけど、

ピンクの四角で囲んであるのがヒトのミネラル (と有機物)
で囲んであるのが植物のミネラル (と有機物)

なんですね。

こちらの周期表は、僕と核 というサイト様から借用させていただきました。


(周期表を久しぶりに見た方も多いのでは? 笑)


肥料は、『窒素 リン酸 カリ』 の意味

農業を始めると、肥料といったときに『窒素 リン酸 カリ』が必要。

という言葉を必ずどこかで聞く。


で、なんで『窒素 リン酸 カリ』なの?

って思ったことありませんか??

それは、
・植物の体の構成する元素のうち、割合が多いから
水と二酸化炭素から作れないものだから。


こうやって紐解くと、当たり前といえば当たり前の結論ですね。

体を構成する主要素で、水(H2O)と二酸化炭素(CO2)の合成で作り出せないものが、『窒素(N) リン(P) カリウム(K)』だから。


それにしても、なんでカリウムをカリと言ったり、リンをリン酸と言うのか。

なんだか腹落ちしないところもまだまだあるので、引き続き理解を深めて行きます^^

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?