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文章を書くという記憶を辿ってみたら | 私と文章

どうも!自分らしい言葉や文章を探求している未来(Miku)です。


note毎日更新70日目を迎えた日の記事で、これから「文章を書くこと」について、noteで綴っていきたいと書きました。


その最初の一歩を踏み出します!

「私と文章」というテーマで、文章を書くことに対する想いや今までの文章との関わり合いを書いていきます。

私と文章のつながり。楽しんでもらえると嬉しいです。


「私と文章」第1回目のお話は、
文章を書くという記憶を辿ってみたらです。


私は文章を書くのが好きです。

小さい頃から文章を書くのが好きでした。

学生時代は国語が得意で、特に作文や読書感想文を書くのを楽しんでいたのを覚えています。



いつ、何がきっかけで文章を書くのが好きになったのでしょうか。

そんな疑問がわいてきたので、「文章を書く」という私の記憶を辿ってみることにしました。

まずは大学時代。
文章がうまくなりたいと新聞部に入り活動していました。記事の執筆、編集の基礎をここで学びました。

そして中学・高校時代。
ラジオにお便りを送ることにハマっていました。どのような内容を、どのような文章で書いたら読まれるのだろうと試行錯誤の日々。日常の中からネタを見つけ、それを文章で表現する力がつきました。


もっと遡り小学生時代。
小4の頃に通い始めた塾の宿題で、たくさん読書感想文を書いたのは今でも記憶に残っています。本を読むことが好きだったので、家の本棚にある本を片っ端から読み、その感想を夢中で書いていました。

更に遡って、幼稚園の時は文章を書いていたのでしょうか?


ぱぱ、まま、みくなど「単語」は書いていた印象がありますが、さすがに「文」は書いていなかったと思います。

ですが、幼稚園のお誕生日会の時に、みんなの前で「将来の夢は手作りのケーキ屋さんになることです」と発表したことは覚えています。

文を話すことはできたけれど、書くことはできなかった時代。


「自分の手で作るんだ」という気持ちを表現したくて、小さいなりに考え「手作りのケーキ屋さん」と言った気がします。

今聞くと、ケーキはほとんどが手作りなのではなんてツッコミたくもなりますが、小さい頃から言葉や表現にこだわりを持っていたのかと思うと、自分の原点を見た気がしました。

さて幼稚園では文を書いていないということは、小学一年生がキーポイントなのでしょうか。


国語の授業が始まり、まずは「字」を覚える。
そして「単語」を知っていく。

次に「単語」をつなげて、「文」を作る。

それから「文」をつなげて、「文章」が書けるようになる。


自分の日々の出来事で嬉しかったこと、楽しかった、驚いたことなどを作文にするのが、「文章を書く」スタートだったのだろうなぁ。


そんなことを考えていたら、ふとこの言葉を思い出しました。

せんせいあのね


そういえば小学一年生の頃、「せんせいあのね」からはじまる作文を書く宿題がありました。



字の練習や計算プリント、鍵盤ハーモニカの練習や上履き洗い。

いろいろな宿題がある中で、私はこの「せんせいあのね」の宿題が好きだったように思います。


「せんせいあのね」の続きにどのようなことを書いていたのかは思い出せません。

でもなんか楽しかった、ワクワクしたという感情だけは記憶に残っています。


小学一年生の私に想いを馳せて、大人になった私がその楽しさやワクワクを想像して、言葉にしてみたいと思います。

せんせいあのねって、先生とおしゃべりしてるみたい!

嬉しかったこと楽しかったことを先生に伝えたい!

覚えたての字を書くのが楽しい!

先生からのお返事が待ち遠しい!


こんな感じでしょうか。

「せんせいあのね」は当時の私にとって楽しさがつまった特別な宿題だったのだろうなと思いました。



「せんせいあのね」について、少し調べてみました。


1980年代から全国にひろまった「あのね教育」。

一年生の子どもたちが先生と交換日記のようなやりとりを続けるうちに、子どもたちは「ものを見る目」が変わり、自然とやさしい気持ちが育まれていったそうです。


1980年代から全国に広まっていったということは、まさに全盛期の頃に、私は小学一年生だったのでしょう。


先生から「今日の出来事を日記に書いてきてね」と言われるよりも、「せんせいあのね書いてきてね」と言われた方が、文章を書くことへのハードルがぐ〜んと下がる気がしました。


先生におしゃべりするみたいに書き始められるって、本当によく考えられているなと、こうして振り返ることで初めて気付きました。


「せんせいあのね」って、まるで続きを書きたくなる魔法の言葉みたい。



「せんせいあのね」があったから、文章を書くのって楽しいと思え、その楽しいが積み重なり、文章を書くのが好きになっていったんだろうなと思います。


文章を書くという記憶を辿ってみたら、私が文章を書くことが好きになったきっかけの一つに出会うことができました。



「私と文章」第1回目、
文章を書くという記憶を辿ってみたらでした。

いかがでしたでしょうか?

すっかり忘れていた「せんせいあのね」の存在。

じっくりと丁寧に自分の記憶と向き合ったおかげで思い出しました。

これからは自信を持って、「小さい頃から文章を書くのが好きでした」と言えそうです。


noteには、文章を書くことが好きな方がたくさんいらっしゃいます。

皆さん、小さい頃から文章を書くのが好きだったのでしょうか?
それとも、大人になってから?


ぜひ、皆さんも文章を書く記憶を辿ってみてください。
思いがけない発見や気づきがあるかもしれません。



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