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素直でなかった私が歩んだ人生・・子供の頃と今の自分

 今でも覚えている。
クリスマスの日に、母親が、今まで見たこともない生菓子がぎっしりと
入った大きな箱を風呂敷に包んでいた。

 思わず食べたい・・と言ったら、『馬鹿言うんじゃないよ。』
『お前がケガさせたからお詫びに今から行くんだよ』と怒られた。
今でも覚えている強烈なインパクト。

 素直でなかった子供の私は完全に自己中人間。
思うようにならないことはすべて拒否。(貧乏だけどボンボン育ち)
意に反しものの言い方をした近所の子供にけがをさせた結果でした。

 

そんな私にも一つだけ素直になれることがあった
それは、「真実と事実に対して素直になること」

これにはどっちみち勝てないから
負けたくないので、即座に素直になると決めていた


それを伝えてくれるのは、誰でもいい、年齢は関係ない。
何から学んでもいい。
「そうか、そうだよね」と思えば、つまらぬ意地をすぐ捨てる。

そしてまた、
どこかで少しづつつまらぬ別の意地が固まって大きくなる。

その繰り返しで人生は進み、青年から中年になり、前期高齢者になり、
もうすぐ後期高齢者入りを間近にした自分がいる。

ぜんぶが悪い人生じゃないよという自分もいる。

素直にならず、意地を張ることで、
もっと仕事に、恋愛に、自己実現に頑張れた

人は「あいつは怒らせた方が本気になる」とまで言われた
そうかもしれない よく見てるなと感心したこともある


心の中が貧乏な時期は、
お金持ちには・・・ひがみ根性
地位のある人には・・・羨望と羨ましさ
幸福すぎる人には・・・壊れたらいいのに と思うこともあった

人間は、葛藤しながらもタフに生きる。
後悔も懺悔の気持ちもエネルギーに変る。

タフに生き人生を全うして、赤い真っ赤な石炭を燃やし尽くすことが、
有終の美につながることだろう。

もうすぐまた今年もきれいな桜を見ることができる。
心より嬉しく思います。

河津桜

(了)

飲食コンサルタント業30年の経験を通じてお知らせしたいこと、感じたこと、知っていること、専門的なことを投稿しています。 ご覧になった方のヒントになったり、少しでも元気を感じて今日一日幸せに過ごせたらいいなと思います!よろしければサポート・サークル参加よろしくお願いします