38 TUNES (Yuu Miyahara)

エアライフルをもっと楽しく、もっと安全に。誰もが公平に正しく遊べるよう、有用な商品や情…

38 TUNES (Yuu Miyahara)

エアライフルをもっと楽しく、もっと安全に。誰もが公平に正しく遊べるよう、有用な商品や情報を発信しています。 雑誌けもの道連載、銃砲店f-rangeスタッフ。 オリジナルターゲットや用品のご購入は【 メルカリ 38tunes 】でご検索ください😊 ※Amazonアソシエイト参加

最近の記事

グルーピング確認アプリ【BALLISTIC-X】の使い方

私が普段、エアライフルのセッティングを取る際の指標にしているのが、 5shotでのグルーピング。 これは射撃用のグルーピングアプリを活用し管理しています。 以前から知られたグルーピングアプリにSubMOAがありますが、 こちらの使い方は単独忍び猟で人気のカカシさんもブログに上げてますのでご参照ください。 かくいう私も当初はSub MOAを使用していたのですが、セッティングの仕事が増えるにつれいくつか不便な点があり、代替を探して辿り着いたのが今回のBALLISTIC-Xです

    • 博学審問 コンプレッサーを変更しました。

      突然ですが、以前、水油冷のPCPコンプレッサーを導入したことをこちらに書きましたが、実は現在は使用しておりません。 性能云々ではなく、どうしても私の使用環境だと解決できない問題があったからです。 そのひとつは騒音問題。 このタイプはローコストハイパワーで性能的には良いのですが、 レシプロエンジンの構造であり、作動すると小型バイクほどの音と振動が発生します。日中短時間なら運用できるのですが、動かすタイミングや時間を悩むことがしばしばありました。防音ボックスなども作りましたが

      • エアスラッグ博学審問(13)エアライフルの精度とは② 4.5mmエアスラッグがすごいぞ!

        皆さんこんばんは。 私が最近ハマっているエアライフルといえばチェコのAirMaks arms(AMA)。 つい先日国内販売用のモデルがf-rangeに入荷しました。 メイン機種となるのはブルパップスタイルのエアスラッグガン、KRAiT-Xと、フォールディングストックのタクティカルライフル、KATRAN-Lです。 どちらのエアライフルも非常に良い銃で、工作精度も高く、独自の設計思想、精度も高く、本当に非の付け所がありません。 唯一欠点を挙げるとするならば、横置きの写真写り

        • 5.5mmと6.35mm、どっちが燃費がいい?

          先日、Xにてこんなアンケートを取りました。 皆様たくさんの考察コメント、ありがとうございました。 とても興味深く読ませていただきました。 さて、これは本当は4時間締め切りのアンケートにしたつもりが、私の設定ミスで1日と4時間になってしまい、せっかくなので締め切りを待ってみました(笑) 話を整理します。 まず同じメーカーの同じレギュレーター付きPCP銃を5.5mmと6.35mmの2口径用意して、弾は同じ重量のエアスラッグで揃えます。 このエアライフルは使用する弾頭重量を飛

        グルーピング確認アプリ【BALLISTIC-X】の使い方

          ALTAROS M24はロマン枠なのか、問題。

          前回書いた記事はこんな内容でした↓ さて早速ですが、最近FX Aitgunsが発表したDRS、TJOが発売するSP-M30Bともうひとつ、シュラウドエアチューブを採用するエアライフルといえばこれがありますので、紹介したいと思います。 それはALTAROS M24です。M24はDRSやM30Bと同じくバレルシュラウドをエアチューブとして利用するエアライフルですが、有名な装薬スナイパーライフル、M24の外観をそのまま模してPCPエアライフルです。 実際に使用されるストックはM

          ALTAROS M24はロマン枠なのか、問題。

          FX DRS(とTJO SP-M30B)ってどうなのよ、問題。

          先日記事を書いたように↑↑↑日本ではこれから最新エアライフル、FX パンテーラ/ダイナミックシリーズがデリバリーとなりますが、 海外では現在FX Airgunsの最新エアライフル、DRSが話題を呼んでいます。 その話題の大きな理由はこちら。 高圧空気をシュラウドに内蔵したシュラウドエアチューブ(FX名:オーバーザバレルエアチューブ)を採用したためです。 FXはその前のパンテーラモジュールで、シュラウドの根本一部を二次気室(プレナム)として利用する構造を採用しましたが、今

          FX DRS(とTJO SP-M30B)ってどうなのよ、問題。

          FX ダイナミックがお買い得!!

          FX Airgunsを取り扱うトウキョウジュウホウさんから、20周年スペシャルセール情報が発表されました。それがこちら… なんと最新のパンテーラモジュールを持つエアライフル、FX ダイナミック(本国名 DYNAMIC 700)がハンドポンプ付で税込44万円!! これは安い… セール対象は700mmバレルモデルのみですが、口径は.22/.25/.30から選べます。 このダイナミックは同FX社のエアライフル、パンテーラのバット部を作り替えたもので、チークやバットのアジャスタ

          FX ダイナミックがお買い得!!

          プルスルー式クリーニングキットGEN3が完成しました。

          エアライフルにバレルクリーニングは必要か?? 突然ですが、今回はこんな話題の深掘りから入ります。 エアライフルのバレルクリーニングは不要派の方も多いでしょう。 これは射撃クラスタの中でも宗教思想論として度々話題に上がりますが、 真実はどうなのでしょうか。 私の結論を先に述べると、 精度を求め、かつ保つためには定期的に行うべき、です。 海外のフォーラムでの情報交換や射撃仲間とやり取りしていても、基本的にはみんなバレルメンテはしています。もちろん競技射撃では一般的なメンテでし

          プルスルー式クリーニングキットGEN3が完成しました。

          エアスラッグ博学審問(12)エアライフルの精度とは①セッティング編

          エアライフルで遊んでいるとたまに、 使っている銃のグルーピングが悪くなってきた、そんな話を聞くことがあります。 またこれはエアライフルに限らず、新銃でも『これはハズレの個体だ』なんて言葉も耳にします。 言葉にしてしまえば一言ですが、では一体それらは物理的にはどういうことなんだ、というのが今回の話です。 理論上は、銃のグルーピングというのは同じ環境条件のもと同じ弾を同じ銃のバレルで、同じエアフローで押し出せば、そしてそれが適正弾速であれば、毎回同じ場所に当たるはずです。でも

          エアスラッグ博学審問(12)エアライフルの精度とは①セッティング編

          R5猟期を終えて〜今期の総括

          さて書いておかないと忘れてしまうので簡単に今猟期の振り返りなどをしたいと思います。 エアライフル猟について今期はいつも通り基本ヘッドショットでの狩猟をしていたのですが、着弾が落ちてネックに当たってしまうという問題に悩まされました。 ネックに当たっても獲れるので良いんですが、羽をフライマテリアルに加工しているので、血でヘッドより少し汚れが増えてしまうんですよね。 計算してみると今期獲ったキジの8割くらいがネックで、なぜか最後の方はヘッドで獲れてました。結局原因がイマイチはっ

          R5猟期を終えて〜今期の総括

          エアスラッグ 博学審問⑩ 2024年はエアスラッグガンが続々登場!!

          今猟期も安全に無事終えることができ、その振り返りもしたいところですが、このところ新しいエアライフルの発表が各社ありましたので、先にそれらについて書いてみたいと思います。 日本でも少しずつ増えてきたエアスラッグ弾の運用ですが、 ペレットとは大きく異なる飛翔体であるため、今まではエアスラッグ弾で精度を出すには少なからずのセッティング調整が必要でした。 そのような中、昨年2023年には国内初のエアスラッグ専用エアライフル、AGN VULCAN3が発売となりました。 これは私の経

          エアスラッグ 博学審問⑩ 2024年はエアスラッグガンが続々登場!!

          水鳥回収にはイカギャフが便利!!

          皆さんこんにちは。 単独エアライフル猟での課題のひとつは獲物の回収でしょう。 特に水鳥を回収するにはさまざまな手段があります。 また、ただ回収するだけではなく、速やかに回収して撤収したいと考えると道具選びは非常に重要です。 他にも水に流れがあるポイントでは、仕留めた後に素早く回収に入れればロストのリスクも低くできます。 そのうち、近距離での速やかな回収に活躍するのが釣り用の振出式のタモ網。 ただし、網はそれなりに嵩張るし、茂みの多いポイントでは網が草や枝に引っかかって上手く

          水鳥回収にはイカギャフが便利!!

          エアスラッグ博学審問(11) JSBから新しいペレットが出るぞ

          先日、エアライフルペレットメーカーの最大手、 JSBから新しいペレットの発表がありました。 狩猟用エアライフルペレットといえばEXACTディアボロシリーズが有名ですが、今回は5.5mmで少し重めのラインナップを発表しました。 ディアボロ弾とはまず今まで基本となっていた5.5mmペレットは18gr のジャンボヘビーです。 これは各エアライフルメーカーが基準弾として選ぶほど優れたもので、今も当然人気があります。 このディアボロ弾のディアボロとは鼓のことで、くびれを持ったペレ

          エアスラッグ博学審問(11) JSBから新しいペレットが出るぞ

          鳥獣保護区等位置図(ハンターマップ)をよく読もう

          何年も狩猟を続けている人なら見慣れた鳥獣保護区等位置図(ハンターマップ)。 先の記事で書いた通り、最近は電子データの活用も増えてきて、狩猟者登録時に郵送されてくる紙の地図をしっかり見る人も減ってきたように思います。 しかしながらこのハンターマップには、登録エリアで狩猟をする上で必要な情報が満載です。 もちろん狩猟鳥獣や定数などは全国共通ですが、実は県によってローカルルールがあり、それらは地域のハンターマップに記載されています。 というわけで、ベテランハンターの皆さんも初心

          鳥獣保護区等位置図(ハンターマップ)をよく読もう

          GPSアプリを使おう〜スーパー地形編

          ※はじめに、こうした運用方法はとても便利ではありますが、 猟区や安全を最終的にに判断するのは人間です。 アプリを盲信せず、新しい猟場ではしっかりと紙のハンターマップも広げて、問題ないことをきちんと確認してから狩猟に臨みましょう。 まだkmzファイル作成による精神疲労が立ち直ってないのですがw もう猟期も始まるし、今期から始めるフレッシュマンもいると思いますので、サクッと使い方をば。 まずアプリストアでスーパー地形をDLします。 スーパー地形は先の記事で書いたカシミールを作

          GPSアプリを使おう〜スーパー地形編

          ハンターマップをGPSアプリで運用する

          エアライフル猟と言えば流し猟が中心で、初心者の頃はワクワクしながらどでかい紙の地図を読んでいました。 しかし効率的に猟をしたり、猟場を開拓しようと思うと、いちいち紙のマップを開くのは大変です。 そんな時に山遊びなどで使うGPSアプリにハンターマップを落とし込んでしまえば、いつでも簡単に猟場と現在位置を確認できるという寸法です。 かくいう私は、8年ほど前に狩猟を始めたのですが、たぶん2年目にはGPSアプリの運用をしていました。 そんなわけでどうしたらアプリでハンターマップを

          ハンターマップをGPSアプリで運用する