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シナストリーチャートについて

あくまでも私の経験上ですが
魂の関係が浅い相手ほどシナストリーから教えてもらう事があり
魂の関係が深いほど、シナストリーより自分のネイタルから教えてもらう事が多い、と感じています。

魂の関係が深いとされる中でも、魂を共有する「片割れ」という相手の場合は自分のネイタルで十分だと考えています。
その理由は、魂を共有するってことは双方のネイタルの中心にあるエネルギーは同じだから(チャートの見た目の話ではなく)です。

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私がある男性と出会ったのは大分前。
気づけばお互いに好きになっていました。
最初は会ったり、話したりするだけで楽しく平和な関係性でした。

が、お互いに相手との関係が深まろうとすると、お互いが相手を拒絶したり傷つけるような行動に無意識で出てしまう。
相手と関わるほどに自分の未消化の感情、思い込みなどが引き出され相手から逃げ出したくなる。
相手の何気ない一言に心臓がえぐられるような思いをしたかと思うと
ある言葉に心底救われたり
だから嫌いにもなれず、だからといって関係も変わらず・・・と言う悪循環から抜け出せずにいました。

そんな矢先、相手が別の女性と結婚するとなったとき、私の中で猛烈な悲しみ後悔と同時に心の奥では「もう、あんな思いをしなくていい」とホッとしている私もいたのです。
(あんな思いとは何か?はその時には分からなかった)

相手が別の女性を選んだという事で「この先は無い。終わった」と思ったのもつかの間、ここからが本当の始まりだったのです・・・
あの数年間はマジで生き地獄でした。

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この生き地獄と終われない関係はなんなんだ!?なぜこんな思いをするんだ!?と思い
相手とのシナストリーの中に答えがあるはず、とシナストリーを読みまくった事がありました。
お互いのノード軸、火星と金星がセプタイルを取っていたり
私のNNと相手のアセンダントが合だったり、とご縁があることは分かるのですが、そこに私の生き地獄を解決する明確なヒントはありませんでした。

結局、自分のネイタルを読み、自分の魂への理解度を高めるたびに
「だからああいう態度を私が取ったんだ」
「だから私は相手の愛情を拒絶したんだ」
「あんな思いとは相手を思いながらの別れだったんだ」
「私が別の人との結婚を望んだんだ」と分かり
この生き地獄の原因は「二人の関係」ではなく「私」にあったことが分かりました。

そして、私が私の魂と近づくほどに相手との関係性が変わっていき
最初とはまた違う信頼関係ベースの楽な関係になっていったのでした。

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魂の片割れとの関係に関して言うと、チャートリーディングは補足的な物になり
どちらかというと、自分が自分の感情に向き合うほうが関係性の改善、発展には影響します。(自分が自分の魂とつながる必要があるので)

あと、本当にこの関係性を確固たるものにしたいのであれば、自分が相手との関係の中で感じた「特別な何か」から絶対に何があろうとも離れない事、その感覚を何があっても信じ続ける事です。(ここが出来ればあとは何も要らない)

人は叶わない事、自分にとって不可能なことは「そもそも願う」こともないそうです。
だからこそ「この人と〇〇になりたい」と願うのであれば、自分のその思いを信じ続ける事、感覚に従って行動し続ける事が何よりも大切です。
※ただ、どうしても傷つきすぎた自分(エゴ)の邪魔が入るので、それをしながら感情に向き合う事は重要になりますが

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